春になるとイヤな花粉症の季節到来ですよね。

 

花粉症の人はよくわかると思いますが、花粉症の症状と鼻炎は見分けがつくのでしょうか?まだ、花粉症と自覚していない人にとってはわかりにくいかもしれません。

 

花粉症と鼻炎では治療法も大きく変わってくるので、違いを理解しておくことで早めに治療ができしんどい期間もなくすことができますよ!

 

花粉症と鼻炎の違いや花粉症の場合、どんな治療法があるのかなどを詳しく解説していきますね。

 

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花粉症の鼻水の色や特徴は?

花粉症 鼻水 色

ティッシュが大量に必要になることもある、止まらない鼻水。これが花粉症の一つの特徴です。

 

この厄介な花粉症とは、どんな病気なのか、まずはそこから始めましょう。

花粉症とはどんな病気なのか

くしゅっとくしゃみをした後、鼻水が勢いよく出そうになったので、慌ててティッシュを手にした。つーっと流れてくる不快な鼻水、続けてまたくしゃみです。

 

さて、このくしゃみは何が原因なのでしょう。そして鼻をかんでもすっきりしないこの感じは、いったい何なのでしょうか。

 

「あれ? もしかしてこれが花粉症? それともただの風邪かな……」

 

これまで花粉症になったことがない人は、ここで悩むことに。花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種で、植物の花粉が原因でなるものの呼び方です。

 

同種のアレルギーには、植物だけでなくハウスダストやダニなどがあり、花粉など特定の季節だけなるものが季節性、一年中なるものが通年性と分けられています。

 

日本ではスギ花粉、ブタクサ、ヨモギなどの花粉症が多く、スギの季節は二月から始まり、五月くらいまで続きます。ブタクサやヨモギは、七月から十月に花粉が飛散します。

 

症状はくしゃみ、鼻水、喉の不快感、目の痒みなどで、皮膚の痒みが発症することもあります。何より辛いのは、一日中ディッシュを手放せなくなることですね。

花粉症の鼻水

風邪との違いがはっきりわかるのは鼻水なのですが、どう違うのでしょうか。

 

花粉症の鼻水は、透明でさらさらしていて粘つかない。そのため流れ出したら止まらず、つーっと滴り落ちる感じになります。意識して止めようと思っても止まらず、ぽたぽたと流れてきて、ハンカチやティッシュを捜して大慌てなんてことになりかねません。

 

なぜそのような鼻水が出るのでしょうか。それは鼻の中に入った異物、花粉を押し流すためです。勢いよく流れる水で、汚れた食器を洗う場面を想像してみてください。

 

あなたの体はそれと同じように、汚れを一気に綺麗にしようとしているのです。

 

参考:花粉症からくる頭痛は頭痛薬を飲んだら治まる?

花粉症の喉トラブル

花粉症は鼻水、鼻づまりだけでなく、喉にも痛みをもたらします。風邪でいきなり喉が痛むのと違い、痒みを伴ういがいがした感じの痛みが続きます。

 

原因は鼻づまりのせいで口呼吸になり、喉が荒れるからです。それ以外にも吸い込んでしまった花粉が、直接喉でアレルギー反応を起こしたなども考えられます。

 

そしてもう一つの喉荒れの原因が、「後鼻漏(こうびろう)」という鼻水の逆流現象です。

 

粘ついた鼻水なら、排出されるまで留まっていてくれます。ですが、花粉症の大量のさらさらした鼻水は、排出まで待てずに喉奥に流れてきてしまうのです。そのせいで喉が痛み、口内の不快感が続くのです。

 

喉が不快で飲みにくいかもしれませんが、水分補給も大切です。冷たすぎたり、熱すぎたりしない適温の飲み物をこまめに飲むようにしましょう。

 

参考:ワセリンを鼻に塗るだけで花粉症に悩まされない!?効果的な方法とは?

鼻水の出やすい時間

花粉症は一日中鼻がぐじゅぐじゅしていますが、特に激しくなる時間があります。

 

それは朝と夜、起きた時と寝る時なのです。特に朝方ひどい人が多く、モーニングアタックという言葉があるくらいです。

 

ただの鼻風邪と違い、朝と夜に特別ひどくなるのはどうしてでしょうか。一つ考えられるのは、自律神経の影響です。

 

自律神経はあなたの意志とは関係なく、体内の機能を自動調整してくれます。眠っていても呼吸はするし、心臓は動いているし、消化もしています。これらはすべて自律神経の働きに助けられているからです。

 

その自律神経の活動をオンにするのが交感神経、オフにするのが副交感神経です。それぞれの働きが、切り替わる時間帯があるのですが、それが寝る前と、起きるときなのです。

 

副交感神経の働きによって、リラックスして眠りに入り、交感神経の働きで元気に目覚めることができます。

 

花粉症のせいで、切り替わりのときに鼻粘膜を守る機能が上手く働かず、鼻水が大量に出てしまうようです。これからぐっすり眠ろう、すっきり目覚めて働こうと思う大切な時間帯に、鼻水に悩まされるのは辛いものです。

 

参考:鼻水が止まらない!透明でサラサラな鼻水の原因や対処法は?

鼻炎の鼻水の色や特徴は?

花粉症 鼻水 色

全く鼻炎や鼻水に悩まされたことがないという人はなかなかいないのではないでしょうか?

 

昔から世界中の人々が悩まされてきた鼻炎ですが、花粉症とは違う鼻水の特徴があります。

鼻風邪による鼻炎とは

ここでいう鼻炎とは、急性鼻炎のことです。花粉症はアレルゲンを排出するために鼻水を出しますが、同じように侵入してきたウィルスを押し流すために鼻水が出ます。

 

喉の痛みや高熱が出ることもなく、ただ鼻水だけ出るのが鼻風邪です。

 

風邪の症状も喉だけ痛む、高熱が出て体の節々が痛む、頭痛がひどいなどいろいろあります。

 

下痢や嘔吐をすることもあるでしょう。それらはすべてウィルスが原因で引き起こされます。重症化するインフルエンザもウィルスによる風邪です。

 

同じような鼻水から始まっても原因は違うので、服用する薬も違ってきます。どっちか分からないからと、両方の薬を同時に飲むようなことは決してしないでください。

 

同じ成分が使われていることもあるので、過剰摂取になってしまいます。薬が必要ならかかりつけのお医者さんか薬剤師に相談しましょう。

鼻炎の鼻水

最初はさらさらした水っぽい鼻水で、色も無色透明、この時点では花粉症との違いはあまりありません。

 

それがしばらくすると、粘り気が出てきます。ここで風邪による鼻水だとわかってきます。

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しばらくするとさらに粘度は増してネバネバした黄色い鼻水になりますが、黄色くなるのは鼻水に膿が混じったからです。

 

膿なんて汚いと思われるかもしれませんが、これは白血球がウィルスと戦った結果の残骸なんですよ。黄色の鼻水が出始めたら、鼻風邪が治るのはもうすぐです。

 

ここが大きな違いで、花粉症ではいつまでもさらさらの鼻水が止まりません。アレルゲンの花粉の季節が終わるまで、鼻水に悩まされることになります。

 

いつまでも粘つく鼻水が止まらず、さらに緑色になってきたら、他の病気、蓄膿症などが疑われます。その場合は病院に行くことをおすすめします。

 

参考:花粉症からの眠気はどうにかならない?薬なしでも眠い原因と対処法

早めにやっておくべき花粉症の予防法

花粉症 鼻水 色

今日は何ともなくても、明日にはいきなり花粉症になるかもしれません。

 

ニュースなどで花粉の話題が出るようになったら、心構えが必要ですよ。

 

花粉の季節がやってきてからでは予防はなかなかできなくなってしまいます。早めにやっておくべき花粉症の予防法を解説していきますね。

清潔な生活

清潔な生活というのは、花粉症だけに限らず、ハウスダストもアレルギー鼻炎の原因となります。窓を大きく開けて大掃除といきたいところですが、花粉の季節には窓をあけることによって花粉が家の中に侵入してくるのであまりよくありません。

 

毎日掃除機をかけ、エアコンのフィルターなどもこまめに洗っておきましょう。網戸の掃除もお忘れなく。カーテンも洗います。

 

布団も干したいところですが、花粉が多く飛散するような場所にお住まいなら、布団クリーナーを利用してみるのもいいですよ。

 

枕カバーやシーツも、いつも以上にこまめに洗いましょう。洗濯物を外に干すときは、花粉避けのネットやカバーもあります。取り込むときは必ずよく叩いて、付着したかもしれない花粉を払いましょう。

 

外出から帰ったら、家に入る前にコート、帽子、バッグなどに付着した花粉を払いましょう。すぐに部屋着に着替え、できるだけ持ち込んだ花粉を吸い込まないようにしていくのが最善の予防策ですよ。

食べ物も大切

現代アレルギーが増えたのは、食の内容が大きく変わったからだと言われています。高カロリー、高タンパク、過剰な糖類摂取。一度それらを見直してみるといいかもしれません。

 

鼻水のせいで食欲もなくなってしまうでしょう。けれど好きなものばかり食べたり、全く食べなくなってしまうのはよくありません。

 

薬は症状を和らげてくれますが、体力まで回復してはくれません。自己免疫力を高めるのは、やはり何といっても食事です。

 

最近いろいろと話題の乳酸菌の入った食品、花粉症予防にはいいようです。この機会に乳酸菌を取り入れることを習慣にしてみたらいかがでしょう。

 

参考:鼻水が緑色に?!考えられる原因や対処法は?

すでに花粉症の人がやるべき治療法

花粉症 鼻水 色

「あーあ、また憂鬱な季節が来るのか」

と、お嘆きの皆さん!少しでも楽に過ごせるように花粉症の人はできる限りのコトはやっておきましょう。

 

花粉症の症状が辛くて仕事や勉強に集中できなければ元も子もありませんよね。花粉症に悩んでいる人はどうやって治療していくのかを知って早めに病院へ治療を受けに行きましょう!

重症化する前に病院に

花粉症といっても、一人一人アレルゲンも違えば症状も違います。まずは病院にいって、自分が何のアレルギーなのかしっかり調べてもらいましょう。

 

アレルゲンによって、治療法も薬も違ってきますので、検査することからスタートです。

 

重症化してから、市販の薬に頼ればいいやなどと思ったら大間違いです。症状に合った薬を処方してもらい、早めに飲み始めておけば、症状もひどくならずに花粉症シーズンを乗り切れます。

 

参考:アレルギーの検査費用や方法は何がある?保険適用できる?

いろいろな治療法

花粉症の治療で代表的なのが注射です。一概に注射と言っても、

 

  • ステロイド注射
  • ヒスタミン注射
  • ノイロトロピン注射

 

などがあります。それぞれの注射にはメリットも副作用もあり、一回の注射で症状が出なくなるようなものもあります。

 

しかも、注射を受けるのは年に一回で良いというのがあります。ステロイド注射というものですが、残念なことに女性には問題となる副作用があるのであまりオススメはされていないようです。

 

少しずつ体内に抗体を作っていくのがヒスタミン注射です。こちらもやはり副作用があり、花粉症シーズンの前から打ち始め、週に一回の追加注射が必要です。

 

ノイロトロピン注射は副作用が少ない注射です。ただし月に何度か打たないといけませんし、症状を緩和はしてくれますが、根本的な治療とは言えません。

新しい治療法「舌下免疫療法」

現在はスギ花粉に対してだけ出来る治療法なのですが、かなり効果は高いようです。アレルゲンの元を体内に少しずつ取り込み、

 

「これは異物ではない、だからアレルギー症状を起こさなくてもいいんだよ」

 

と、体に教え込ませる療法です。

 

花粉症シーズンではない六月から十一月に治療をスタートします。スギ花粉のエキスを舌の下側に垂らし、2分間待って飲み込みます。これを毎日、2年以上継続するのです。途中でやめてしまうと、効果が得られません。

 

副作用としては口の中のかゆみがあるようです。そしてごくまれにですが、「アナフィラキシーショック」となることもあるようです。まずは病院で、お医者様から適切な指導を受けましょう。

 

完全な治癒には至らなくても、症状が軽減したという例が多いので、これから目の離せない療法の一つだと思います。

 

参考:鼻をかみすぎて鼻がヒリヒリする!そんな時の対処法まとめ

まとめ

いつも皆さんが持ち歩いているハンカチ。あれはティッシュなどのない時代、鼻をかむために作られたものなのですね。

 

今はウェットタイプの鼻に優しいティッシュなどいろいろあります。ハンカチを大量に持ち歩くこともなく助かります。

 

花粉避けのマスク、眼鏡、帽子を用意して、辛い季節を乗り切りましょう。

 

参考:ヒノキ花粉のアレルギー症状は何?スギ花粉との違いとは?

 

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