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インフルエンザ 潜伏期間 症状

風邪と違い強力なウイルスが原因のために、感染してしまうと会社や学校を休んで他の人への感染を防がなければいけない厄介なインフルエンザですが、実際にどのくらいの潜伏期間を経て症状がでるのかご存知でしょうか?

 

今回の記事では、インフルエンザウイルスの潜伏期間と初期症状について詳しく解説していきますので、最後までじっくり読んでいって下さいね。

 

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インフルエンザウイルスの潜伏期間と初期症状

インフルエンザ 潜伏期間 症状インフルエンザには、インフルエンザウイルスが体内に入ってから実際に症状が出るまでの”潜伏期間”というものがあり、この間は感染していても”症状が出ないので”知らないうちに周りの人にうつしてしまう可能性があるのです

インフルエンザの潜伏期(感染してから症状が現れるまでの期間)は極めて短いことが知られています。最短16時間から最長5日で、2~3日がもっとも多い潜伏期間といわれています。
引用元:浜松医療センター

一番短いとインフルエンザウイルスが侵入したその日のうちに症状が出るので分かりやすいですが、5日となるとその間に会社や学校で他の人に移してしまう危険性が高いでしょう。

 

逆に考えれば、周りでインフルエンザの症状を発症した人がいる場合、すでに自分も感染しているということが考えられます

 

潜伏期間は最長で5日間なので、会社や学校で最後に症状が出た人がいなくなってから、5日間は様子をみないと自分がインフルエンザに感染しているかはわからないということになるので、その間はできるだけ人混みの中や大勢の人が集まるイベントに行くのは避ける必要があるでしょう。

 

そして、常にマスクをすることを心がけ、うがい手洗いを入念に行うことで、他の人にインフルエンザウイルスを移してしまうリスクを減らすことができますので、しっかりおこなって下さい。

 

※ インフルエンザウイルスの感染経路はくしゃみやせきで飛ばされたウイルスを含む分泌物を吸い込む”飛沫感染(ひまつかんせん)”と、ドアノブやPCのキーボードなどに付着したウイルスを触った手から(食事や顔をかいたりすることで)鼻や口に侵入する”接触感染”があります。

 

また、”潜伏期間の間はインフルエンザの症状はほとんどない”のですが、”潜伏期間中でも他の人に感染する”ということを覚えておきましょう

 

自分のまわりでインフルエンザが流行している間は、症状が出ていなくてもマスクや手洗いとうがいを入念にし、可能なら自分が触った水道の蛇口なども除菌シートやスプレーで消毒しておくとより効果的に流行を防ぐことができます。

 

特に、同居している家族に小さなお子さんや、受験などの大切な予定がある人がいる場合には、できるだけ接触を避け、トイレなど密閉された空間はよく換気をする、ウイルスに感染しやすい空気の乾燥した状態を作らないといった配慮も大切ですね。

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
引用元:厚生労働省

インフルエンザウイルス潜伏期間中の症状が出る前に行うこと

インフルエンザ 潜伏期間 症状

インフルエンザは感染すると初期段階では風邪と非常に似た症状なので、見分けることが非常に難しいことが毎年流行する原因です。

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

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一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。

併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
引用元:厚生労働省

インフルエンザが恐ろしいのは、体内にウイルスが侵入して発症すると急激にウイルスが増殖をはじめるので、一気に症状が重症化することです

 

そして、インフルエンザには流行しやすい時期がありますので、その時期は風邪の症状が出たら感染を疑って、検査を受けることをおすすめします。

インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月頃に流行します。
引用元:厚生労働省

この時期は寒くて体の免疫力が落ちている他、空気も乾燥しており、インフルエンザウイルスが繁殖しやすい状況にあるので、特に警戒しておく必要があるでしょう。

 

しかし、インフルエンザの検査は、感染の初期段階ではまだウイルス自体が少ないので、確実に検出できるわけではありませんが、自分が感染源となって流行させてしまうリスクを考えると受けるに越したことはありません。

 

※ちなみに、インフルエンザにおける「感染」とは、ウイルスが体内に侵入した状態で、「発症」とはウイルスが体内で急激に増殖を始め症状が現れることをいいます。

 

12月から3月末に流行することがわかっているのですから、この期間はインフルエンザがいつ流行してもおかしくないと考えて、先に防御態勢を整えておくのが賢い方法でしょう。

 

インフルエンザから身を守るには、まめなうがいと石鹸を使った手洗いが有効で、特にオフィスなどの狭い空間に人が密集しているような場所では流行しやすいので、除菌シートをポケットに入れておき、食事前やトイレの後には手やテーブル周りを拭くことで感染リスクを減らせます

 

マスクをつけるのも有効ですが、その際は顔にピッタリとフィットするものを選択することと、毎日必ず交換して清潔なものを装着することを心がけて下さい。

 

参考:タミフルの副作用に要注意!幼児や子供が気をつけるべきこと

インフルエンザにかからないための予防法

インフルエンザ 潜伏期間 症状インフルエンザはウイルスが原因ですので、まず、マスクの着用や、手洗いとうがいで外からの侵入を防ぐことが先決です。

 

しかし、それでも100%体内に侵入するのを防ぐことは不可能なので、身体の免疫力を上げておき、万が一侵入されてもウイルスをやっつけられるようにしておきましょう

 

免疫力をあげるためには、健康的な食生活と、疲れを溜めないことが重要となるので、野菜、フルーツなど、ビタミンを豊富に含むものや、肉、魚などのタンパク質をバランス良くとることが大切です。

 

野菜、フルーツは加工されたものよりも、生のものの方がビタミンを豊富に含むので、インフルエンザが流行しやすい時期には、ジュースよりも生でとることをおすすめします

 

疲れを溜めないためには、十分に睡眠をとるとともに、入浴の際はシャワーで済ますのではなく、湯船にゆっくり浸かった方がいいでしょう。

 

全身を温めることで筋肉のコリをほぐれて、精神的にもリラックスできる他、血行が良くなり栄養を送る機能が上がりますので、インフルエンザが流行しやすい時期にはゆっくりと湯船に入って免疫力をつけておくとかかりにくくなります。

 

そして、見落としがちなのが、予防接種を受けたからといって完全に安心してしまわないことです。

 

毎年、インフルエンザウイルスは形を変えた新種のウイルスが登場するため、今年どのウイルスが流行するかはお医者さんでも予想がつきません。

 

もちろん、予防接種を受けておいた方が感染リスクを低くすることができますが、別のウイルスが登場する可能性を考えて、警戒を怠らないことが必要です。

 

さらに、一度インフルエンザにかかって完治しても、同じ年にもう一度、違うタイプのウイルスに感染する可能性もあるので、常に警戒しておくことがウイルスから身を守ることにつながるでしょう。

 

参考:インフルエンザワクチンの本当の効果とは?意味はある?

まとめ

インフルエンザウイルスの潜伏期間は16時間から5日間で、その間はほとんど症状がでないので、すでにかかっている人が身近にいる場合には、自分も感染している可能性が高いので注意してください。

 

そして、毎年12月から3月ごろに流行がはじまるので、その時期はマスクの着用やうがいと手洗いをこまめに行い、栄養と休息を十分にとって免疫力を上げておくようにしましょう。

 

参考:インフルエンザにかかった時の発熱から解熱までの期間は?

参考:インフルエンザ対策を全て網羅!予防から対処法までまとめ

 

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