水疱瘡とは37度くらいの発熱や頭痛などとともに小さく赤いぶつぶつが現れる病気で、次第にブツブツは膨らんでいき、水泡状になって全身に広がるのが特徴です。

 

一般的には子供の頃にかかりやすいと言われており、赤ちゃんの頃に発症する人もいます。

 

水疱瘡は人から人へ移っていく病気ですから兄弟や家族が水疱瘡になるとそこから感染することも多いです。また水疱瘡は一週間から十日ほどで症状が治まり完治します。

 

子供の頃は軽傷で済んでも大人になってからかかると重症化することもありますので注意が必要です。今回は水疱瘡になった時にはお風呂に入ってはいけないと言われている理由とそのほかに注意しておきたいことを解説していきますね。

 

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子供が水疱瘡にかかった時のお風呂はNG!

水疱瘡 お風呂

そもそもなぜ水疱瘡になるとお風呂に入ってはいけないのでしょうか。その理由はいくつかあります。

 

水疱瘡とは水痘ウイルスという菌によって引き起こされる病気で、この菌は一度発症してしまえば免疫がつくので基本的にはもう一度かかることはありません。

 

つまり水疱瘡は人生で一度きりの病気です。その一方で感染力が高く、基本的に病気になったら水疱があるうちは学校や会社などは休むことになります。

 

その水疱がある期間は長くても一週間ほどでですが、その間は他の人への感染に注意しなければいけません。

 

そこでお風呂に入ってしまうとそのお湯を通じて家族に感染する危険があるのです。

 

水疱はかゆみを伴うのでお風呂に入ることでそのかゆみが増す危険もあり、水疱を掻きむしると完治したとしても跡が残ってしまいます。

 

幼い子供の場合、自分で制御するのは難しいので親が注意しなければなりません。かゆいからといってタオルなどでゴシゴシこするとそこから細菌が入ってしまい、さらに重症化する可能性もあります。

 

水疱瘡の時にお風呂がダメな理由
  • 家族に感染する可能性が高い
  • 水疱をこすると細菌が入る危険がある
  • 温かくなることでかゆみが増してしまう

お風呂やシャワーはいつから大丈夫?

水疱瘡の時にはお風呂には入らないことが望ましいです。汚れが気になる場合には温かいタオルなどでさっと拭くようにしましょう。

 

水疱瘡の場合、初期症状があるときはお風呂に入ってはいけないと言われますが、それが治ればお風呂に入っても大丈夫です。

 

水疱瘡はまず10日ほどの潜伏期間があり、その後発熱や発疹が現れて水疱になります。その間はかゆみを伴い、辛い状態ですがこれは一週間ほどで治ります。

 

治まってくると水疱がかさぶたになるので、全ての水疱がかさぶたになればお風呂に入ってもいい合図です。

 

つまり水疱瘡でお風呂に入ってはいけない期間は一週間ほどになります。どのタイミングでお風呂に入っていいのか心配な場合にはかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

 

お風呂に入っていいタイミング
  • 水疱がかさぶたになった頃

 

参考:一生残るの?水疱瘡の跡を残さない方法まとめ

子供が水疱瘡にかかった時に気をつけたい事

水疱瘡 お風呂

水疱瘡は子供がかかる可能性が高い病気です。また感染力が強いので簡単に他の人にもうつってしまいます。

 

子供が水疱瘡になってしまった時には子供や家族のためにも気をつけたいことがあるので、必ず知っておくようにしましょう!

水疱瘡は高確率で家庭内で感染する!?

水疱瘡はとても感染力の高い病気です。感染方法は空気感染、飛沫感染、接触感染の3つがありどれも簡単に他の人にうつってしまう原因となります。

 

水疱瘡は季節に関係なくいつでもかかる病気ですが、特に春頃に患者数が多くなるのは新学期で新たな環境になった時に他の人から感染するからと言われています。

 

そのため学校や会社は休むことになりますが家族に水疱瘡になったことがない人がいる場合、その人に感染する可能性はかなり高いです。

 

90パーセント以上の人が10歳までにかかると言われていて、今は保育所などで早くから集団生活をしている子供が増えていることもあって感染する年齢は下がっています。

 

特に家庭内では兄弟で一緒にかかってしまうことも多いようです。

 

水疱瘡になると水疱が体中にでき、水疱の中には原因となるウイルスが含まれているのでかきむしって潰してしまった時やお風呂に入った時などに水疱が破れて中身のウイルスが出てくることがあります。

 

そこから家族に感染が広がることが多いので注意が必要です。水疱瘡には潜伏期間があって、およそ10日と言われておりその間にも感染を広げてしまいます。

 

特に家族の場合は触れ合っている期間が長いため体に入るウイルスの量が増えてしまい、特に後からかかった人の方が症状が重くなるとも言われています。

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家族間での水疱瘡の感染ポイント
  • 水疱瘡には空気感染、飛沫感染、接触感染の3つの感染ルートがある
  • お風呂や共通のタオルなどからうつってしまう
  • ウイルスの量が増えるので後からかかる人の方が重症化しやすい

大人が水疱瘡に感染すると重症化しやすいので注意!

水疱瘡はほとんど子供の病気だと思っている方も多いのではないでしょうか。

 

感染者の比率を見ると確かに10歳以下の子供が多くなっていますが、大人の感染者もゼロではありません。つまり大人になってからでも水疱瘡のなる可能性はあるのです。

 

一度も水疱瘡になったことがないという方はもちろん、子供の頃に一度水疱瘡になったことがある人でも免疫が切れてしまうと稀に感染することがあります。

 

大人の水疱瘡の特徴は、子供の頃の水疱瘡よりも重症化しやすいというところです。大人が水疱瘡になると子供の頃と同様に10日ほどの潜伏期間を経て、だるさや発熱などの風邪に似た症状が現れます。

 

その後、お腹や背中を中心にして発疹ができていきます。数日かけて発疹の数は増え、髪の毛の間やまぶたの裏、口の中などにも水疱が広がります。

 

これらの水疱は一週間ほどで綺麗にかさぶたになりますので無理にはがしたり、潰したりしないように注意しましょう。

 

大人の場合にはこれらの症状でも発疹がひどい、高熱が続くなど子供よりも悪化してしまいます。

 

高熱が続くことで脱水症状を起こしたり、口の中の水疱が原因でものが食べられなかったりなどの危険もあります。さらに上気道に発疹ができると呼吸困難を引き起こすこともあります。

 

そのため病院に行って水疱瘡と診断されると直ちに入院と隔離を余儀無くされることも多く、一般の診察に行くと他の人にも感染する可能性があるので水疱瘡の危険がある場合にはまず電話するなどして他への感染を防ぐのがベストです。

 

会社には事情を説明して無理に行かないようにしましょう。自分のためだけでなく会社での集団感染を防ぐためになります。

 

大人の水疱瘡の危険性
  • 水疱が体の中にも広がってしまうことで呼吸困難などの可能性がある
  • 高熱が出ることで脱水症状になることもある
  • 口の中の水疱で物が食べられないこともある

掻いても傷跡が残らないように爪は切っておく!

水疱瘡の一つの特徴として水疱が身体中に広がることがあります。この水疱はとてもかゆくてかきむしってしまいたくなります。

 

子供の頃に水疱瘡にかかったことのある方ならば辛いかゆみを覚えている方も多いでしょう。

 

水疱瘡になるのは子供たちが多いので自分でかゆみを抑えることができません。かいてはいけないと言っておいても目を離したすきにかきむしってしまうこともあります。

 

水疱やかゆみは一週間ほどで収まってその後は水疱の中心から次第に黒くなっていき、かさぶたへと変わります。何もせずにそっとしておけばぽろっとかさぶたが取れて初めは白く後になっていますが、時間とともに綺麗になっていきますよ。

 

一方でかきむしったり、かさぶたを無理にはがしたりすると跡になって残ってしまうことがあるので、小さいお子さんの体に跡を残さないためにも掻いても跡が残らないように爪を切っておくのがオススメです。

 

赤ちゃんならミトンなどで手を包んでおくのも対策になります。

 

初期症状が出ているときには温めたタオルで体を拭くなどしてお風呂に入れないようにするのがベストです。その後医者の許可が出たらシャワーを優しく当ててあげるなどしてかさぶたが剥がれないようにするとより良いでしょう。

 

オムツをしている赤ちゃんの場合オムツを当てているところに発疹が出ることも多いので、こまめにオムツを替えてお尻に風を当てながら乾燥させてあげるとかゆみが広がらずにすみます。

 

参考:子供の貧血の原因は食べ物だけじゃなかった!牛乳貧血って何?

水疱瘡に感染すると登園・登校はいつまで禁止?

水疱瘡 お風呂

水疱瘡は感染力がとても高い病気なので集団感染を防ぐため、感染している子供は学校や幼稚園、保育園などに登校、登園することはできません。

 

そのため水疱瘡の可能性がある場合には早めに病院に連れていきましょう。

 

厚生労働省が発表している「保育所における感染症対策ガイドライン」によると水疱瘡後、登園する目安は全ての発疹がかさぶたになることとされています。

 

水疱がかさぶたになっていることには感染の原因となるウイルスはいなくなっているのでもう安心ということです。

 

基本的には一週間ほどでかさぶたになりますが、念のために小児科医の診断を仰ぐのが一番です。一つでもかさぶたになっていない発疹があると感染の原因となりますので注意しましょう。

 

学校や保育園に登校、登園しても良い目安
  • 初期症状が治まり、水疱が全てかさぶたになっていること
  • 小児科医の許可がおりていること

 

参考:インフルエンザっぽい症状が子供に出た時の対処法と見分け方まとめ

まとめ

水疱瘡は子供の頃にかかったことのある人が多い病気です。子供の頃ならばそれほど重症化せずにすむので気軽に考えている人も多いかもしれません。

 

ですが、大人になってからでも水疱瘡にかかる可能性はあります。

 

もし水疱瘡になったら水疱があるうちはお風呂に入らないのがベストです。感染力が高いウイルスなので、使ったタオルやお湯から他の人に感染することがあります。かゆみが増してしまい、かきむしって跡になる原因や、そこからばい菌が入る危険性もあるので注意が必要です。

 

水疱瘡かなと思ったらすぐに病院に連絡して早く治療が受けられるようにしましょう。

 

参考:子供が突発性発疹に!発症時のお風呂は禁止?感染る可能性は?