なんだか体がだるい…寒気と鼻水も出てきた…たくさん寝たのにすぐ眠くなってしまう…まだ仕事が残っているのに!

 

これは風邪をひいたサイン?

 

冬は気温が下がると同時に免疫力も低下し、風邪をひきやすくなります。寒さのために体温が低下すると、体内で活躍するはずの免疫機能が鈍くなるからです。

 

冬場は街中でマスクをしている人がたくさんいるのは、冬は風邪をひきやすいということが知っているからですよね。しかも、風邪をひくと体がだるくなって、眠たくなる現象が起こります。

 

風邪をひくと何故眠くなるのか。仕事や家事などやるべきことがあるのに、何とかならないのかな?そんな疑問について、風邪のメカニズムを紐解きながらお伝えいたします。

 

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風邪をひくと眠い原因

風邪 眠い

 

私たちの体は、風邪のウィルスが体内に侵入すると、自動的に免疫反応が起こる仕組みになっています。

 

免疫反応が起こると、ヒスタミン・プロスタグランジン・インターロイキンといった「免疫物質」の活動が活発になるのです。

 

こういった免疫物質が活発になると、発熱を起こさせたり、食欲を低下させたり、ぐったりさせたり、眠くさせる働きがある事が明らかになっています。

 

ですから熱がある時だけでなく、食欲が無い、体がだるい、眠くてしょうがないという反応は、「体が免疫反応を起こしてウィルスや細菌達と戦っている」といった事が考えられます。

 

体が元気な時は、こういった免疫物質はほとんど働かなくて良いわけです。風邪ウィルスと体の免疫物質達が戦っている間は、どうしても体が普段より疲れやすくなり、眠気を誘発してしまう、そういったメカニズムなのです。

 

風邪だけではなく、例えば花粉症や外傷など、免疫機能が活発になるようなことが身体に起こると、同じように体がだるかったり眠くなってしまうという体の反応が起こります。

 

つまり、体が何らかの抗原体と戦っている間は、体内の働きが活発になるため、体を休ませようという反応が起こってしまうのです。でも、これは体を治そう!とする免疫機能の働きによるものなので、仕方がないことなのです。

 

参考:風邪の時に飲んでおきたい身体に効く栄養ドリンクと飲むタイミング

風邪薬を飲むと眠くなるのは薬の成分にある!

風邪 眠い

普段より体調が悪いなと感じたり、風邪の症状が出始めると、ついつい市販の風邪薬を飲んでしまい、その後「さらに眠気が強くなってしまった!」という方が多いと思います。

 

多くの人が知っているとは思いますが、風邪薬には抗ヒスタミンという成分が含まれているので、薬を飲んだら眠くなってしまう原因の多くはこの成分にあるんです。

風邪薬はほとんどの場合、「抗ヒスタミン薬」という成分が入っています。

引用元/風邪薬の効能WEB

それが夜だったら構いませんが、昼間の仕事中、ましてや運転中だったら!とても危険なことですよね。

 

しかし、まだ完全に風邪の症状が出ていなくて、仕事も休めないし…という状況はありますよね。

 

ヒスタミンという物質は、先ほどの免疫反応で活躍する物質でしたが、風邪で眠くなるのも、ヒスタミンやプロスタグランジンが働いてくれるからなのです。

 

しかし、このヒスタミンの働きが活発になると、鼻水やくしゃみといった風邪の症状が出現します。

 

風邪薬には抗ヒスタミンが入っているので、ヒスタミンの働きを阻止することで、アレルギー反応による、鼻水や咳といった風邪の症状に効いてきます。

 

ただ、この抗ヒスタミンという成分が入っているお薬は、注意力の減退や眠気を誘発するなど多くの副作用をもたらします。風邪薬を服用するという事は、ピンポイントで必要な患部を治療するということではありません。

 

体内の血液の流れに従い、全身を駆け巡ることになるので、その結果、抗ヒスタミン薬は眠気を引き起こしてしまうわけです。

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では、眠気が強くなる持続時間はどうでしょうか。

 

風邪薬に限らず、内服薬は服用してからしばらくは成分の血中濃度が高い状態が続きますが、この血中濃度が高い時間帯は、風邪薬であれば大体1~3時間程度だと言われています。

 

そういった事から、必然的に副作用も同じ時間内に起こるのです。つまり、この事から風邪薬を服用後1~3時間は、眠気が引き起こされる可能性があるので、車の運転などは控える事が賢明です。

 

その日、1日のスケジュールを考えて、薬を飲む時間帯を検討することが必要ですね。もし服用後1〜3時間経っても、ずっと眠気が取れないということがある場合は2つの原因が考えられます。

 

1つは、体の免疫反応が働いて戦い続けていること。2つ目は薬が自分の体に合っていないこと。この2つが考えられます。

 

また、風邪だと思っていたけれど、全然違う病原体に侵されている可能性もありますので、自分の判断で市販薬を飲むのではなく、内科でしっかり診察してもらい、体に合ったお薬を処方してもらうのが良いでしょう。

 

参考:関節痛と熱がある場合は風邪!?熱がない時の対処法は?

風邪を一日でも早く治す方法

風邪 眠い

今から、風邪を早く治す方法をお伝えしますね。しかし、「風邪の万能薬はない」と言われています。

 

一つの方法にこだわらず、もし「自分には合わないな」と感じたら、他の方法も試してみて自分に合った方法を見つけてくださいね。

 

では、早速。これらの方法を1つ、2つ行えば、1日、2日でほぼ治ってしまうかも!?。

ビタミンCをたっぷりと摂る

風邪のひきはじめにはビタミンCを摂ることが良いとされています。(一般的なビタミンCの一日最低必要量は100mg)

風邪のひきはじめには、成人の所要量とされている100mgを超えて、摂取するに越したことはないでしょう。

引用元/新橋中央クリニック

ビタミンCは美容にも良いですし、水溶性のビタミンなので摂りすぎると体外へ排泄されます。なので、いくら飲んでも体に不利益はありません。

 

大量に摂ると言っても、前述の通り一度に体へ取り込めない場合は体外へ排泄されてしまうため、一度に摂る量は所要量である100mgを目安に一日に数回摂取することをお勧めします。ちなみにビタミンC100mgの目安はレモン1個分です。

体をしっかり温め、たくさん汗をかく。

冒頭でもお伝えした通り、体が冷えると免疫が下がって風邪をひきやすくなります。

 

逆に考えるとシンプルで、体を温めることで免疫は上がるので、体温が1度上がっただけで、500〜600%は上がると言われています。

 

元々風邪の症状では、体温が上がりますよね。これは、体が自動的に風邪菌と戦うために体を熱くして、免疫を上げようとしているからなのです。

 

この体の働きを更に活発にするため、首にネックウォーマー・足首が隠れるような暖かい靴下などを履いてしっかりと温めます。そして、たくさん発汗させることが大切です。

葛根湯を飲む

葛根湯には、発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。

 

風邪の初期で、比較的体力のある方に向いています。また、漢方なので副作用が少ないため、安心して飲むことができます。

 

参考:葛根湯とNGな飲み合わせは?解熱剤は大丈夫?

参考:寝起きの体温は低い?正常の目安と体温を計るベストな時間帯

まとめ

風邪で眠くなるメカニズム、ご理解いただけたでしょうか?

 

私たちの体は、自分が意識しなくても、知らないうちに色んな反応を起こして、健康でいられるように調整してくれています。

 

仕事が休めない。どうしてもこれをやらなければ…ということがある方には、風邪の症状は非常に辛いものだと思います。

 

寒さだけでなく、心的なストレスなども免疫機能を下げますので、どうしてもやらなければならないことがある時は、風邪薬に頼ることも必要です。

 

どうしても飲まなければいけない時は服用後1〜3時間は大事な予定を避けるように気をつけましょう。

 

そして風邪をひくことで、得られることもあります。それは、普段はあまり感じられない、体の免疫反応に実感できること。体は私たちを守ってくれています。自分の体に感謝して、体の反応を邪魔せず、風邪がしっかり治るまで休養を取るようにしましょう。

 

参考:近所にあるコンビニで買える風邪薬や風邪に効くものは?

 

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