貧血と関係がある食べ物に「アーモンド」と「アイス」があります。アーモンドは良い影響を与えてくれるのですが、アイスは危険信号なんです。今回は貧血とアーモンドとアイスについて細かくお伝えしていこうと思います。
みなさんはアーモンドを食べたことがあるでしょうか?チョコレートの中によく入っていますが、あまり意識して食べることはないと思います。そんなアーモンドを食べることで貧血が良くなると言われているんです。
そしておやつ感覚でいつも食べている「アイス」。アイスが大好き!1日中食べていられる!なんて人もいるんじゃないでしょうか。でも、ちょっと待って下さい。アイスに対する強い欲求はもしかすると貧血が関係しているかもしれないんです。
どうして貧血にアーモンドが効果的なの?
カリカリした触感がとてもおいしいアーモンド。ナッツとも呼ばれていますね。アーモンドって、あまり知られていませんが栄養価がすごく高いんです。アメリカでは「スーパーフード」とも呼ばれているんですよ。それくらいすごい食べ物ってことなんですね。
貧血予防や貧血改善に期待されているアーモンドの栄養はずばり“ミネラル”。貧血を治す定番のミネラルである鉄分をはじめ、カルシウム、亜鉛、マグネシウムも含まれているんです。鉄分や亜鉛は赤血球を作り出すのに欠かせません。アーモンドを食べるだけで両方とも摂取できるだなんて、まさにスーパーですよね。
ビタミンEもたっぷり入ってますし、オレイン酸とリノール酸も入ってるんです。オレイン酸とリノール酸は不飽和脂肪酸と呼ばれており、悪玉コレステロールをやっつけてくれるんですね。ただしアーモンドはナッツですのでカロリーが高いという難点があるんです。
体に良いからっていっぱい食べ過ぎてしまうと、あっという間に体重が増える可能性も…。適量は1日に20~25粒と言われていますから、それ以上アーモンドを食べないよう気をつけて下さいね。
なぜアイスが危険なの?その理由とは!
次はアイスの謎です。みなさんは「氷食症」という言葉を聞いたことはありますか?これは氷をたくさん食べたくなる病気で、妊娠中期から後期にかけての妊婦さんに多く見られるんです。共通点はズバリ“貧血”。貧血になると、体に十分な酸素が行き渡らなくなるのは有名な話です。
もちろん脳にも十分な酸素が届かないので、脳がしっかり働けなくなってしまいます。そうすると影響されるのが自律神経なんですね。自律神経を調節している視床下部の働きが悪くなっていきます。視床下部の働きが悪くなれば自律神経がうまく調節できなくなり、結果としてさまざまな症状が起こります。
視床下部には「体温調節中枢」があり、さらに「摂食行動」「飲食行動」の中枢でもあるんです。これらがうまく制御できなくなると体温調節がおかしくなってしまうんですね。体は外部から体温調節をしようとし、熱くなった体を冷やすためにアイスを求めるんです。
アイスや氷など冷たいものをたくさん食べると内臓がどんどん冷えていき、さらに体調が悪化していきます。しかもアイスは太りやすいのであっという間に脂肪がついてしまうんですよ。
アーモンドは貧血以外にも良い食べ物として知られている!
アイスの危険についてわかっていただけたと思います。ですが「じゃあ、アイスを我慢すれば良い!」という話ではありません。根本的な部分を解決しなければ貧血は治りませんよね。そこでオススメなのが先ほど紹介したアーモンドです。アーモンドはスーパーフードと呼ばれているだけあって、貧血以外にも効果があるんですよ。
食物繊維による便秘の改善。たくさんのビタミンEで老化を防ぎ、若々しい肌を保つ。不飽和脂肪酸にはなんと、血液をさらさらにする効果もあるんです。血液がさらさらになると動脈硬化の予防にもなるので生活習慣病が心配な人にもピッタリですね。
体の調子を整え、美容にも期待できるアーモンド。食べ過ぎないよう注意して、ぜひ摂取してみて下さい。
まとめ
いろいろな食べ物が貧血に関わっているんですね。最近はスーパーでもアーモンドを売っていますし、試しに買ってみてはいかがでしょうか?もちろんインターネットでも買うことができるので、近くのスーパーに売っていない!という場合はインターネットで探してみて下さい。
人気が高いのはこちらのアーモンド。スイーツに加えても良いですが、そのまま食べられるので料理が苦手な人でも安心なんです。
最後に…。アイスについてですが、アイスに限らず冷たいものをとにかく食べたくなったら危険信号。貧血が進んでいるかもしれませんので早いうちに治して下さいね。