「立ちくらみ」を症状に持つ病気は女性に多いですが、男性に起こらないわけではありません。そして、起こりにくい男性に起きた場合、重大な病気の可能性もあるので注意が必要です。

 

では一体何に注意をしていけば良いのでしょうか?

 

 

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立ちくらみが起きる病気とは?男性と女性との発症の違いって?

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一般的に立ちくらみが起きやすい病気とは、「脳貧血」と言われる「起立性低血圧」が考えられます。鉄欠乏性貧血や本態性低血圧も立ちくらみが起きますが、倦怠感や疲労感、朝起きれないなど、その他の症状が先に起きている可能性が高いため、立ちくらみだけを心配する状態にはなりにくいのです。

 

また、症候性低血圧は、元となる病気があるため、そちらを治療することで、低血圧の治療にもなっています。

 

では、立ちくらみが、症状の「起立性低血圧」とは、どんな病気なのでしょう。この起立性低血圧で起きる立ちくらみとは、お風呂で立ち上がった時にクラっときたり、朝 礼や電車で立っている間にクラクラしたりするもので、しゃがみこんでしまうものや、ひどいと、意識を失うこともあるのです。

 

名前に低血圧とありますが、これは日常的に低血圧な事とはまったく関係ありません。むしろ高血圧を患う高齢者などにも、多く見られるのです。この場合の低血圧とは、その人の通常血圧から、一気に20mmHg以上の血圧の低下を引き起こ し、立ちくらみを始めとした症状を引き起こすことを言います。原因とされているのは、自律神経の異常によるものです。

 

自律神経は、全身の血圧の調整、体調管理のほとんどをつかさどっているため、正常に機能しなくなると、ただちに体調不良が起こります。高齢者の自律神経異常は、年齢的なもので、人は歳を重ねると、気持ちや体温など色々な部分の調節が効かなくなってきますね。

 

それらはすべて、自律神経が加齢によって弱ってきたためです。

 

では、まだ若い健常者と思われる人が、自律神経の異常を起こす原因はと言うと、一番に挙げられるのが、強いストレスです。次に問題なのが、睡眠不足なのです。ストレスや、睡眠不足が原因なら、女性も男性も同じ条件な気がしますが、もともと男性にはストレスや睡眠不足に打ち勝つ力が備わっているのです。

 

そのため、女性が受けるダメージの方が強く、同じストレスでも男性は乗り越えられるように出来ているのです。そのため、男性は自分のストレス状態を把握することが、あまり得意ではありません。極度のストレスや睡眠障害を起こして、やっと気が付くことが多いのです。

 

男性が立ちくらみを起こしている状態であれば、体は重大なストレスや睡眠不足を抱えてい ると考えられます。

 

男性だからと言って、すべてのストレスに勝てるわけではありません。40代〜60代の男性に起きる起立性低血圧は、進行性のものがあり、シャイ・ドレーガー症候 群と言います。立ちくらみから始まった起立性低血圧が徐々に頻度と症状が悪化していき、意識喪失を繰り返すようになって行きます。

 

さらに、けいれん発作や食後低血圧などを併発し、排尿障害、筋肉の萎縮などを起こして行きます。

 

現状では特効薬もなく、一つ一つの症状の緩 和をするしかありません。自分の心身に起きていることを、把握することは、男女ともに大切なことなのです。

 

自律神経が正常に機能している状態か知ることが大切!

自分の自律神経なんて、どこにあるのか、どんな状態なのかなんて、見えないし、わかりませんよね。そんな時は、セルフチェックして、体の状態を整理してみることも大切な事です。

 

自律神経の機能度(20項目)

  • 耳鳴りがする
  • 立ちくらみが良く起きる
  • 胸が締め付けられる感覚が起こる
  • 何も手につかず、落ち着かない時がある
  • 安静時に動悸がある
  • 息苦しくなる
  • 手足が冷たく感じる
  • 胃の具合が悪い
  • 便秘や下痢が続く
  • 肩こり
  • 手足にダルさを感じる
  • 顔に大量の汗をかく
  • 手足に大量の汗をかく
  • 朝スッキリ目覚めない
  • やけにまぶしいと感じる
  • 季節の変わり目が辛い
  • 日中眠くなる
  • 怖い夢をよく見る
  • 飲みこみづらい(嚥下困難)
  • 風邪をひいていなくても咳が出る

上記の項目の中に4つ以上当てはまるものがあったら、自律神経の影響があると考えられます。 また、8つ以上になったら、日常生活に支障が出てくる恐れもあるので、医師に相談し、自律神経を安定させる薬を処方してもらうことをお勧めします。

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男性は、直接痛みを感じたり、血が出たりすると病院へ行きますが、精神的なダメージだけでは、なかなか踏み切れず、そのまま放置することが多いですね。 その結果として、立ちくらみがひどくなり、お風呂でひどく転倒して、大ケガをすることなどになり兼ねませんよ。

 

男性に起こる立ちくらみ症状の病気とは!

男性が立ちくらみの症状を訴える状態になると、重大な病気の心配があります。 鉄欠乏性貧血などは、血液とともに鉄分を失う機会が多いため女性の病気だと思われがちですが、そんな病気だからこそ、男性に起きたなら、慢性的な消化器官からの出血が考えられるのです。

 

胃かいよう・胃がん・大腸ポリープ・大腸がん・痔など これらの病気は、気が付かないうちに、長期にわたり出血を繰り返し、貧血を起こしてしまうのです。また、立ちくらみが頻繁に起きるようになると、脳の病気も考えられます。

 

お風呂から上がった時に、激しい立ちくらみを起こして意識を失ったり、トイレから立ち上 がった時にそのまま倒れたりすることは大変多く起こります。

 

立ちくらみだけではなく、横になっても目が回るようなめまいを感じたら、すぐに病院へ行きましょう。脳梗塞や脳出血の疑いがあります。男性に多い、立ちくらみを伴って意識を失うものに、「迷走神経反射性失神」があります。

 

これは、アルコールに誘発されることが多く、酔っ払って倒れるのは、迷走神経反射失神によるものがほとんどです。これも自律神経の異常が原因です。

 

嫌な事があった時に、やけ酒と称して大量にアルコールを摂取したりすると、突然目の前が クラクラして、吐き気や、意識障害を起こします。やけ酒のせいでケガまでしてしまったら、 目も当てられません。そんな時ほど、飲みすぎには注意ですよ。

 

立ちくらみ!もしかしたら男性の更年期障害かも!

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男性にも更年期障害があることは知られてきましたね。でも実際に、治療している人は女性に比べると、少数だと言えます。男性の更年期障害は、男性ホルモンのテストステロンの分泌量の低下によって起こりますが、心身ともに多様な症状が出ます。

 

テストステロンは20代をピークに下がり始めます。職業や、趣味などによって、分泌量には 個人差があり、40代でもピーク時とさほど変わらない量のテストステロンを分泌する人もいますし、激しく低下している人もいます。

 

テストステロンは、男らしさを作っているホルモンなので、その分泌量が減ると、男性特有のストレスや睡眠不足にも打ち勝つ強さなども失われて行きます。免疫力も落ち、女性と同じように、病気やショックに弱くなってきます。

 

体だけではなく、テストステロンの減少は、心にも影響があります。笑わなくなったり、やる気が起きなかったり、読み書きが億劫になってきたら、かなり重症の恐れがありますので ご家族の力で、医師の診察を受けるように説得することが必要です。

 

女性と同じく、ホルモンバランスが崩れると自律神経は正常に機能しなくなります。加齢と ともに更年期障害によっても自律神経は機能を失ってしまうのです。

 

そのため、うつ病などを引き起こすこともあり、さらには認知症へ進む心配も出てきます。いつまでも元気なお父さんでいるためにも、早めに治療を開始しておくのが大切です。

 

まとめ

クラっとする立ちくらみは、女性だけのものではありません。むしろ、男性に起こった時に は、より深刻な状態になっている可能性があるのです。立ちくらみが続くようなら、自分の体に何が起こっているのか、目をそらさずに確認するこ とが大切です。

立ちくらみを改善したい!その対処法は?効果的な食べ物とは?

中高年になったなら、思いもよらない体の変化なども起きてきます。男性専門の病院や診療 科もありますので、相談するような気持ちで訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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