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無理な食事制限を続けていると、脳に必要な栄養が行き届かなくなり、立ちくらみが頻繁に起こるようになります。

 

クラっとするのを我慢すれば良いだけだと思っていたら大間違いですよ。栄養不足は、全身に影響があるのです。しっかり祖のことを理解して見ていきましょう!

 

 

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立ちくらみの原因は、脳の栄養不足!

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体重を落とすため始めたダイエットですが、体重よりも、大切な機能を落とすことになったら大変なことです。立ちくらみは、最初の不調のサインです。食事制限には、きちんと栄養を取りながら勧められるものが存在します。むやみに、「食べない!」と言う選択をしてしまうのは大間違いです。

 

また、同じものだけを取り続けるようなダイエットや、最近はやりのファスティング=断食などは、見よう見真似で始めたら大変危険です。不妊や出産困難、心臓への負担、脳への影響、など先々で後悔するような事態を生み出してしまうことがあるのです。

 

始めから怖い事ばかりお伝えしてしてしまいましたが、栄養不足はそれだけ深刻な問題なのです。

 

日本人は栄養失調が増えている?

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栄養失調は、貧困にあえぐ国や、戦後のイメージですが、なんと先進国の日本では人口の半数近くが栄養失調と言う異常事態を招いているのです。これは、食べるものが無い国の抱える問題とは、根本が違い、食べ物があり過ぎるが故に起こった飽食の国の抱える問題なのです。

 

CMでもお馴染みの言葉ですが「美味しいものは、脂肪と糖で出来ている!」その通りで、ファミリーレストランでの外食、コンビニのお弁当、パン、カップ麺、ファストフード、どれも大変美味しいのですが、栄養価は無いに等しいのです。

 

その結果は、日本人の健康状態を見れば顕著に表れています。生活習慣病と言われるもの、メタボリックシンドロームに始まり、高血圧、糖尿病、また、女性に多い鉄欠乏性貧血や低血圧なども、栄養の偏りから生まれて来たものなのです。

 

海外での栄養失調への取り組みは、早くから行われていて、日本は遅れをとっています。特に女性や子供に多い、鉄分不足は学校給食に頼るだけで、何も行われていません。

 

ことに、貧血が起こりやすい妊婦さんで比較してみると、日本の妊婦さんは40%の人が貧血です。先進国の平均は18%なので、恐ろしい数字なことがわかりますね。ちなみに発展途上国の妊婦さんは56%の貧血がみられます。日本は先進国ながら、発展途上国に近い状態なのです。

 

そして、子供への鉄分補充として考えられているのが、東南アジアでの鉄を添加したお醤油を使うこと。また、アメリカではシリアルに鉄分が添加されています。日本には、素材のまま鉄分を補充できる食材がたくさんあります。

 

レバーやヒジキ、しらす干しや大豆食品などですが、「体に良いであろう」と言うことは、わかっていますが、積極的に食べる習慣がついていないのです。無理なダイエットをしている若い女性は、もともと栄養不足の体を、さらに絞ろうとするため、過度の栄養失調を起こしてしまうのです。

 

ダイエットの意味を知って痩せよう!

「ダイエット」とは、「痩身」と言う意味ではありません。本来は「規定食」と言う意味なのです。これは、個人個人に必要な栄養を、必要な分だけ食べましょう、と言う意味です。

 

そのため、脂肪過多で太ってしまったなら、脂質と糖質を抑えてビタミンやタンパク質を多めにとったり、風邪をひいて体力を落としたなら、ビタミンB1や脂肪、クエン酸やアミノ酸など、その人にあったものを食べて健康になる目的があるのです。

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必要なものまで、食べずに痩せてしまうことは、ダイエットではなく、病気です。栄養失調が起こす体への影響は、髪の毛から皮膚、爪、血管、筋肉、臓器、の全身におよびます。体はみんな同じではありません。

 

体質や、環境で何年もかけて作り上げられてきたのです。それを雑誌やネットで紹介されているからと、やってみても、全員に同じ成果は出ないのです。

 

まずは、自分の生活を見直してみて、食生活、睡眠時間、姿勢、に問題はないか考えてみましょう。食事の時間が不規則なら、まずはそれを改善することが大切です。同じ食べ物をとっても、食べた時間、食べることにかかった時間、前の食事と次の食事との合間の時間などで、吸収の仕方が違います。

 

また、一緒に食べているもの、前に食べたもの、次に食べるものでも違ってきます。そして、体を動かしたか動かしていないかでも変わってくるのです。一番良いのは、常に自分に必要な物だけを吸収することです。それは、今日始めて、今日出来るようにはなりません。長い時間をかけて出来上がった体を変えるには、それなりの時間はかかるのです。

 

それでも、理想体型が出来上がるのには時間はかかりますが、毎日のうちに変化はやってきますので、何も変わらない日々が続くわけではありません。

 

ダイエットとうつ病には関係がある!

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女性は一度始めると、ムキになってしまう性質があり、勢いよくやり過ぎる傾向にあります。そのため、ダイエットが失敗に終わることにも繋がるのですが、のめり込むことで、誰の注意も聞こえなくなり、拒食症のような状態になることもあります。

 

脳に栄養が不足している中、ひとつの事にのめり込んでしまうと、脳は他のことに使える栄養がなくなり、感情の起伏さえもコントロールできない状態になっていきます。体では、ホルモンバランスが崩れを起こし、自律神経が機能しなくなります。そのため、ひどい立ちくらみや、失神を繰り返すようになります。

 

免疫力が低下するため、常に風邪をひいたような状態になり、毎日、倦怠感や疲労感に襲われます。さらには、栄養不足により、脱毛が激しくなり、薄毛に悩むことが多くなります。ひとつのことしか考えられなくなっている時点で、「うつ」の兆しが見えていたのですが、誰の注意も聞かない状態のため、悪化することがほとんどです。

 

少しでも早く、自分で「おかしい」と気が付いてくれると良いのですが、結局、倒れるまで突き進み、体調が回復できないままの人もいるのです。ダイエット途中で自分の「うつ」に気が付き、自分を取り戻す治療を始める人も多くいます。

 

女性には、完璧主義、几帳面、痛みや辛いことへの強さ、がもともと男性より多く備わっているため、ダイエットを楽しめず、挑む気持ちを持ち過ぎてのめり込んでしまい、うつ病を起こしやすいのです。

 

そして、抗うつ剤のお薬の副作用には、太ってしまうものが多く、体への負担はさらに大きくなってしまいます。自分がのめり込むような性格だとわかっている人は、仲間やインストラクターがいるところで、相談しながら、楽しめるダイエットをしましょう。

 

まとめ

女性特有の性質を、大切な栄養素を必要な分だけ摂取する方向へ、向けられるような教育が行われるといいですね。

 

十分痩せている女性でも、ダイエットをしている日本ですが、怖いのは妊婦さんまでダイエットしている人がいると言う事態。胎児の脳への影響が心配になります。

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情報が行き交う中、流行りのダイエットが次々と出てきますね。基本的な体の仕組みを勉強してみると、たくさんあるダイエットの中の、良いところだけを参考にすることが出来るかもしれませんよ。若い女性には、キラキラと健康に輝いていてほしいものです。

 

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