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活発な子供たちは大人に比べて鼻血を出しやすいもの。でも、貧血していると、輪をかけて鼻血を出しやすいんです。また、子供の鼻血には注意すべきケースがあります。

 

鼻血の向こうに驚くべき病気が隠れていることも…。子供の貧血と鼻血の関係。一緒に知っていきましょう。

 

 

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今どきの子供の貧血とは?

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日本人の未成年では男子の約2~3%、女子の約10%の子供が貧血であると言われています。子供の貧血は、成長期特有の理由で起こることが多いのです。 女の子の場合は生理が始まることにより、失血が起こります。

 

また、周りの目が気になる年頃でもあります。無理なダイエットも貧血の一因。

 

男女とも、小さな頃からの塾通いなどで食生活が不規則になったり。鉄分をはじめ、本来、成長期に摂取したい栄養素をバランスよく摂ることが難しくなっています。大人が思っている以上に、現代の子供は貧血になりやすい環境にいるのです。

 

鼻血と貧血の関係って?

貧血は血液中のヘモグロビンが不足している状態です。いわば、体の細胞が酸欠状態になっています。これは鼻の血管にも当てはまります。特に細い鼻の血管は、酸欠のために脆くなりやすいのです。

 

鼻血の約98%は「キーゼルバッハ部位」という場所からの出血だと言われています。キーゼルバッハ部位とは、鼻の入口から約1㎝の部分になり、毛細血管がたくさん集まった場所です。私たちが吸った息が一番はじめに通る場所がこのキーゼルバッハ部位になります。

 

吸った外の空気を温めて、体の中に取り入れるようにするため、キーゼルバッハ部位はたくさんの毛細血管が浮き出た構造になっています。 ですので、キーゼルバッハ部位は少し擦っただけでも出血しやすいのです。

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出典:http://www.yabejibika.com/teacol/t0811.html

ただでさえ、たくさんの毛細血管が集まっていて、なおかつ、その血管が浮き出ているキーゼルバッハ部位。その毛細血管が貧血のせいで脆くなっていたら…。ちょっとした刺激ですぐ出血してしまうのです。このことから、貧血状態の体では鼻血が出やすくなってしまいます。

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知っていますか?鼻血が出た時の対処の仕方

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子供が鼻血を出した時、あなたはどうやって対処していますか? 鼻にティッシュを詰めて、上を向かせたりしていませんか? 首をトントンと叩いたりしていませんか? 昔から言われているこの対処はNGです。

 

効果的な対処をお伝えしますね。まず、鼻血が出たら体を横たえるのは× 体を起こし、可能ならばイスなどに座らせます。 顔は少しうつむき気味にし、鼻をつまんで圧迫します。

 

これが圧迫止血になります。清潔な脱脂綿を鼻に詰めて、鼻血が止まるのを待ちます。また、鼻血が止まったように見えても、最低20分ほどはそのままにしておいて下さい。

 

また、注意したいのは、血液を飲み込んでしまわないこと。子供にのどに血液が落ちてきたら、飲み込まずに吐き出すように先に言っておきましょう。血液を飲み込んでしまうと、吐気をもよおしたり、嘔吐してしまうことがあります。

 

注意すべ鼻血とは?

子供の鼻血の中でも、注意したいケースがあります。子供の鼻血が30分以上止まらない…。 こんなことが頻回に起きるのであれば、『再生不良性貧血』を疑う必要があります。

 

この『再生不良性貧血』という病名をご存じですか?これは、赤血球だけでなく、白血球や血小板までが減少してしまう疾患です。止血作用がある血小板が減少することで、出血しやすくなったり、血が止まりにくくなったりします。

 

日本では10~20才代、70~80才代に多い疾患と言われており、思春期の子供にも見られる疾患です。日本では約5000人の患者さんがおられ、その治りにくさから厚労省の「特定疾患」、いわゆる難病指定されている疾患でもあります。なかなか止まらない子供の鼻血に、大きな疾患が隠れていることもあるのです。

 

まとめ

子供たちは、もともと大人に比べて鼻血を出しやすいもの。それが貧血しているとなれば、なおさらです。原因である貧血の治療はもちろんですが、子供が鼻血を出した時に周りの大人が適切な対処をできるようにしておきましょう。

幼児の貧血の原因は?具体的な症状は?日頃の食事が強く影響することも

また、止まりにくい鼻血など、違和感を感じる時はすぐに病院に行くことも大切です。

 

「たかが鼻血」と軽く見てはいけません。その向こうに大きな疾患が隠れていることあるのです。 貧血限らず、子供たちの体に異変が起こっている時は、体が何らかのサインを出している場合が多くあります。 普段から子供たちとコミュニケーションを取り、周りの大人が小さなサインをすくいあげましょう

 

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