日本人の妊婦の30~40%が貧血と言われています。この数字は本当に怖い事なんです。

 

日本人は貧血に対して、危機感を持たな過ぎていると言えます。本来なら、貧血と診断される前に鉄分を取り始めなくてはいけないのです。大急ぎで摂取しましょう!

 

でも一体どんなことをすれば良いのでしょうか?

 

 

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貧血の妊婦が多すぎる…予防できない?

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妊娠すると、循環血液量が増えます。これは血液の中の水分(血しょう)が増えたためです。なんと1.5倍になります。では、血液の中の赤血球はどうでしょう。こちらも増えますが、1.2倍なんです。

 

あらら・・・比率が悪いですね。体中に大切な酸素を運ぶ赤血球より、回りの水分の方が増え方が多いので、血が薄くなってしまうのです。これは基本的なことで、健康な妊婦さんの多くが貧血になる理由のひとつです。

 

中国、ベトナム、タイなどの国は貧血を重視していて、学校給食に鉄分を添加した醤油などを取り入れています。また、映画などでもアメリカ人は、よく朝食でシリアルを食べていますが、これにも、鉄分が添加されています。

 

ともに、子供のころから知らず知らずのうちに、貧血対策をしているわけです。残念ながら日本ではその習慣がないので、特に女性は自分で気をつけなければなりません。

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お腹の赤ちゃんは成長すると、さらにお母さんから栄養をもらわなくてはなりません。妊娠8週目くらいからは、赤ちゃんに臓器が作られ始めます。

 

そのため、お母さんはどんどん栄養を送り続けることになります。薄まって量ばかりたくさん増えた血液からさらに成分を絞り出すため、赤血球は疲れて、小さくなります。これを「小球性低色素性の鉄欠乏性貧血」といいます。

 

またこの時期の妊婦さんはつわりに苦しむことが多く、食欲不振になり、鉄欠乏性貧血は一気に進行してしまいます。これほど貧血が進行するとお母さんの貯蓄鉄分(フェリチン)は空っぽになってしまい、もうふらふらです。体調も悪くなります。頭がボーっとしたり、一日中疲れていたり、重いお腹を抱えて、歩くのも大変になってきます。

 

今は、妊婦検診が確実に行われるようになったので、ここまでひどくなる前に、担当医師から薬の処方や食事療法の指示がでるはずです。ただ、この貧血の薬がやっかいで、飲むと胃腸に負担が重く、吐き気をもよおす人が多いのです。

 

それが辛くて薬を飲まなくなってしまう妊婦さんがいらっしゃいますが、絶対に勝手に止めてはいけません。お母さんの貧血状態が続くと、赤ちゃんの発育不良にもつながり、今度は赤ちゃんが貧血になってしまうのです。産婦人科の先生に薬が合わないことを告げよく相談しましょう。

 

また、血液が増えたことには理由があります。妊娠すると特にお腹に栄養が必要になるため、「子宮循環血液」が通常時の10倍にもなります。そのためその他の機関に血液が行き渡らなくなり、脳貧血にもなりやすい状態になります。

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脳貧血は鉄欠乏性貧血とはまた違い、一過性のふらつきや立ちくらみ、吐き気や頭痛の症状がありますが、すでに貧血状態の妊婦さんは、症状が増徴し、気を失うこともあります。意識を失えば、お腹を下にして転倒するなど、母子ともに大変危険です。そんなことが起きないよう、十分に気を付けなくてはなりません。

 

脳貧血をよぶ原因はまだあります。女性ホルモンは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という二つのホルモンのバランスで成り立っています。

 

ところが、黄体ホルモンは妊娠や出産をつかさどるホルモンのため、妊娠を期に活発になり、バランスが崩れてしまいます。すると自律神経に影響し脳貧血を起こしやすくなるのです。

貧血に効果のある飲み物はどんなもの?妊婦も飲むべき?

自律神経が正常に機能しないと、感情も不安定になり、突然悲しみに襲われたり、不安に押しつぶされそうになったりします。これは、マタニティブルーとも言われますね。赤ちゃんが元気に成長するためには、まずお母さんが健康でいなくてはなりません。

 

貧血に効く食事で即効性のあるものって何?良くないものもあるの?

妊婦さんは、貧血の症状がでなくても、かなりの鉄分不足になっているのは必至です。毎日の食事に気を付けて貧血をひどくさせないようにしましょう。貧血を予防、改善するには、鉄分・タンパク質・ビタミンB群・ビタミンC・葉酸をバランス良く摂取しなくてはなりません。

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貧血なら鉄分を・・・と考えますが、鉄は単体でとっても体に吸収されにくい物が多いですが、ビタミンやタンパク質と一緒にとることで、吸収が格段に良くなり、また必要な栄養を一度に摂取できます。鉄は、ヘム鉄と非ヘム鉄に分かれています。ヘム鉄は動物性食品で体への吸収率が高い鉄です。

 

  • ヘム鉄レバー、牛赤身肉、あさり、かつお、いわしなど

 

非ヘム鉄は植物性食品で、単体で食べると吸収が悪いためビタミンやタンパク質と一緒にとります。

 

  • 非ヘム鉄=ひじき、のり、海藻類、ホウレンソウ、小松菜、切り干し大根、大豆  など
  • ビタミンC=パプリカ、ブロッコリー、クレソンなどの緑黄色野菜、レモン、キウイフルーツなどのフルーツ類
  • タンパク質=しらす干し、まぐろ赤身、牛肉、鶏ささみ、豆腐、卵が特に成分が多いですが魚、肉、大豆、卵と考えて良いですね。

 

偏らないように、バランス良く食べることが大切です。

 

ヘム鉄の代表であり、貧血と言えば「レバー」が思い浮かぶ人も多いでしょう。ここで気をつけなければいけない事があります。レバーに含まれる「レチノール」という成分が赤ちゃんの身体に悪い影響を及ぼすと言われています。取り過ぎには注意です。1~2週間に1回くらいの摂取なら問題なく、鉄分を吸収できます。

 

反対に、手軽に毎日取りたい食べ物があります。それはプルーンです。プルーンには、鉄、ビタミンC、が豊富で一気に摂取でき、また便秘になりにくい特典付きです。ただし、お腹がゆるくなることや、糖分の取り過ぎになるので、食べ過ぎは禁物です。

貧血症状の眠気・・・妊婦はとくにひどい?

お母さんてすごいですね。赤ちゃんをお腹に授かった時から、もう身をけずって成長を助けているのです。たくさんの栄養を赤ちゃんに送れるように、早めに貧血を改善しましょう。

 

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