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アルコールを飲んだ時に起こる貧血症状は「脳貧血」と呼ばれるもので、医学的に言われる「貧血」とは、まったく違う病気です。

 

ではこの「脳貧血」何が原因で起こるのでしょうか?

 

 

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アルコールで貧血が起こるの?

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アルコールを飲んだ時に、頭がくらくらしたり、吐き気や、めまいが起きるのは、「脳貧血」と言われる「低血圧」が原因です。アルコールが体に入ると、血管が拡張し、血圧が下がります。

 

まだ、たいして飲んでいないのに、急に気分が悪くなり、トイレで動けなくなるような経験ありませんか。貧血になった・・・と思いがちですが、本当は貧血のような症状が出たってことなんです。

 

それにしても、いつもは楽しく飲めるのに、どうして今回は低血圧なんて起こしたのでしょうか。それは、自律神経が関係しているのです。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。ところが、睡眠不足が続いたり、強いストレスを感じると、バランスを崩してしまいます。すると、自律神経は正常に機能しなくなってしまい、さまざまな問題を引き起こしてしまうのです。

 

アルコールを飲んだ時に起こした低血圧ですが、いつもは、自律神経が血圧が下がり過ぎないように調整してくれているのです。ところが、調整されないと、血圧は一気に下がり、低血圧の症状が表れます。

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たとえば、睡眠不足が続いた場合、睡眠をつかさどる「副交感神経」があまり活躍できず、体をリラックスな状態へと導くことができないでいます。起きているときに、あれこれと考え事をしたり、活動することは、「交感神経」が働いています。

 

この場合、交感神経ばかりが優先されてしまい、疲れが溜ります。いつまでも疲れが回復されず、バランスを崩していくのです。なかなか自分では気が付きませんが、この状態は、心身ともにかなり疲労がたまっているのです。

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また、アルコールを飲んで貧血のような症状が出るものに急性アルコール中毒があります。あきらかに大量に飲み、倒れて意識がなくなるようなら、すぐに見当がつきますね。でも、あまりお酒に強くない人が飲んだ場合、少量でも気分が悪くなり、貧血のような症状が出る事もあるのです。

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アルコールを飲んで貧血にならない方法は?

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アルコールをたくさん飲むと、それを分解するために、大量のビタミンB群が使われてしまいます。すると、血液を作るためのビタミンが不足し、貧血を起こすことも考えられます。

 

日頃からお酒をたくさん飲む人は、ビタミン重視の食生活にしなくてはいけませんね。また、ビタミン豊富な食材はおつまみとしても頼みやすいものがたくさんあります。少し気をつけて見てみると、いつもと違ったメニューを楽しめるかもしれません。また、アルコールを飲む前に、サプリメントやドリンク剤を飲むのも良いですよ。

 

自律神経の異常から招いた低血圧は、次は起こらないかもしれないけれど、その次はまたおこるかもしれませんし続くこともあります。こんな不安を抱えてお酒を飲んでも楽しめませんよね。やはり、原因要素を取り除くしかないです。

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それには、睡眠不足を解消し生活リズムを整えることが大切です。睡眠で副交感神経を働かせ、リラックス状態を作ります。

 

マッサージなども効き目大です。お風呂でリラックスできる方はゆっくり浸かってみたり、生活の中で、「気持ちいいな」と感じたときが大切です。あまりに忙しく毎日過ごしていると、その「気持ちいいな」と思う気持ちまで素通りしてしまいます。リラックスする癖をつけるとバランスを崩しにくくなりそうです。

 

ただしあまり何度も続くようなら、きちんと医師の診察を受けましょう。交感神経を落ち着かせる薬もあります。

 

まとめ

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急に目の前が暗くなったと思ったら、さーっと血の気が引いて冷や汗が。なんとかトイレまでこれたけど、気が付いたら意識を失ってたみたい・・・なんて、後から考えるとぞっとしますね。

 

低血圧で怖いのは、意識を失ったときに、思いきり倒れてケガをしてしまうことです。この場合の低血圧の症状は一過性のものと考えられるので、回復したなら、問題はないでしょう。ところが、ここで大ケガでもしていたら大変です。

 

おかしいと感じたらとにかく腰をおろしましょう。壁にもたれたり、頭を下げるなど、身の安全を考えましょうね。

 

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