乳児期に多く発症するといわれる突発性発疹ですが、感染源などは不明な点がまだ多いのが事実です。急な発熱や発疹の他にも、下痢など他の症状が出る可能性があります。

 

お母さんが初めて経験する赤ちゃんの高熱ともいわれる突発性発疹なので、わからないことや不安だらけで、アタフタすることも...症状と正しい対処法を学び、しっかりと備えましょう!

 

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突発性発疹の症状 酷い下痢になることも?

突発性発疹 下痢

突発性発疹というだけに、その症状の主は高熱と発疹です

 

しかし原因ウイルスに対抗するために、赤ちゃんには様々な症状が出る場合があります。まずは突発性発疹で生じる可能性のある症状や、特に心配になるような下痢症状について説明します。

発熱

乳幼児が初めて経験する発熱といわれるように、急な高熱は特徴的な症状です

 

原因であるウイルスに感染してから10〜14日ほどが潜伏期間とされ、その後38〜40℃ほどの高熱が3日間ほど続きます

 

熱の出し始めに食欲が減退したりするのはまれで、比較的元気な状態での発熱とされています。ただし熱が高すぎる場合は、食欲不振や夜泣きを起こすことも。

発疹

急な高熱が治まるころに生じるのが全身の発疹症状です。この発疹をもって突発性発疹と確定診断されます。

 

部位としては体幹を中心に、顔や目の周りに出ることも。ただし痒みはなく、跡になっての残ることもなく数日経てば自然消失します。

下痢

その他の症状として多いのが、胃腸炎を併発して生じる下痢症状です。下痢になる時期としては、発疹が出る前後と言われています。

 

高熱が治まる頃に下痢になり、発疹が出て治まる頃まで4、5日続く場合も。高熱と下痢症状で想像以上の体力消耗と体の水分が失われていきますので、十分に注意が必要です。

 

下痢は色が黄緑色や黄褐色をしている水様便で、まれに血液が混じることもあります。ただし6ヶ月を過ぎる頃から離乳食を始める赤ちゃんも多いかと思いますが、食べ物によっても便の色に違いがあるので、変化に注意しましょう。

嘔吐

下痢と同じく胃腸炎の症状として多いのが、嘔吐症状です。

 

熱が39℃を超えるあたりからは食欲も減退しますが、せっかく頑張って食べたものを吐いてしまってお母さんも心配になると思います。嘔吐物が喉につまらないように、しっかりと観察する必要があります。

熱性けいれん

突発性発疹に限られた症状ではなく、高熱を出した乳幼児のうち約10%が熱性痙攣を経験するといわれています

 

突然のひきつけ症状や意識消失にびっくりされることもあるかと思いますが、ほとんどが2,3分すれば元の状態に戻ります。ただし10分以上痙攣が続く場合や、何度も繰り返す場合などは脳に影響を与える可能性もあるのでただちに医療機関を受診してくださいね。

 

参考:突発性発疹になった時の外出はいつから良いの?保育園の登園許可は?

症状別 正しい改善方法

突発性発疹 下痢

突発性発疹は急な高熱や下痢などで焦ってしまいますが、正しい対処法さえすれば数日でしっかりと症状は治まってくれる病気です

 

病院に行く前に、自宅でお母さんがしっかりとできる対処法をご紹介します。ただし急激な体調変化や赤ちゃんの様子がぐったりしているなど、危険を感じたらすぐに医療機関を受診するように。

下痢への対処法

比較的食欲もあり元気な様子での下痢症状のとき、下痢止めなどの服用がなくても経過観察で十分です

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その場合でも一番対処しなければならないのが「脱水症状」です。簡単に、脱水症状について説明します。

気をつけたい赤ちゃんの脱水症状

そもそも脱水症状とは、体から水分とミネラル分(電解質)が失われることで生じます。体は電解質のバランスを保ちながら恒常性を維持していますが、このバランスが崩れてしまう事で臓器が動かなくなるなどの症状が現れ最悪死に至ります。

 

特に赤ちゃんは水分が発散されやすく、水分調整を担っている肝臓が未発達であるために、少しの脱水で多臓器不全となる可能性があります。赤ちゃんの脱水による主な症状は以下のものがあります。

 

  • 唇や肌が乾燥してかさかさする
  • おしっこの量が少ないもしくは出ない
  • 意識がぼーっとしているように見える
  • 目がくぼんでいるように見える

 

突発性発疹での下痢への対処法は、要するに脱水症状にならないための対処法です。下痢をしている、とわかったらいつもより多めの水分補給をこころがけてください

 

離乳食が始まる前の赤ちゃんの場合、ミルクの回数を増やすなどの対処法を。離乳食後の場合、乳幼児用のミネラルが含まれたミネラル飲料がオススメ。ドラッグストアなどで売っているのでいざというときのために数本備えておきましょう。

 

また冷たすぎる飲み物は胃腸を刺激するのでやめるように。ミルクを与えるときはやや温めるようにしましょう。

発熱への対処法

突発性発疹の発熱は長くとも4日もすれば自然と下がっていくのが一般的です

 

急な発熱でビックリして医療機関を受診しても、発熱に対する薬は処方されない場合も。比較的元気な状態での発熱といえども、正しい対処法で赤ちゃんを楽にしてあげましょう。以下の方法を参考にしてください。

まずは安静に。発熱の状態によって温めたり冷やしたりすること

大人の風邪の引き始めでも、最初寒気がしてその後急な高熱が出ることがありますよね。これは赤ちゃんも同じで、発熱の前に顔色が青くなり寒がることがあります。この場合しっかりとお布団をかけてあげ、部屋の温度を暖めて調整しましょう

 

その後、顔色が赤くなりみるみる熱が上がってくると、布団の量を減らしたり室温を調整し、特に首や手足を布団の外に出してあげるようにしましょう。多量の汗をかくのも発熱の特徴です。気持ち悪がらないように、こまめに下着や服を着替えさせてあげましょう。

 

何より大切なことは、発熱による汗で失われてしまう水分を補給することです。お母さんの想像以上に赤ちゃんは原因ウイルスと戦うために体力を消耗しながら汗をかきます。脱水症状にはくれぐれも注意しましょう。

熱を外から冷ましてあげる。適切な冷やす部位はリンパの集積部位!

冷却シートのCMなどで、よくおでこを冷やすイメージがありますが、実際はあまり熱を冷ます効果は期待出来ません。

 

大切なのはリンパが多く集まっている部位を冷やすことです。冷えたタオルや冷却シートで、脇の下・首の付け根・太ももの付け根などを冷やすと効果的です。

 

ただし、発熱は原因となるウイルスと戦って体外へ出すための反応でもありますので、冷やし過ぎは控えるように。

発疹への対処法

発熱の終わりとともに現れる発疹ですが、一般的に痒みを伴わないため特別な対処は必要ありません

 

水疱瘡の湿疹のように、体に跡が残るような発疹でもないため過剰に保湿をしたり炎症止めの塗り薬を塗る必要もありません。時間の経過とともに治まっていくのを待ちましょう。

嘔吐への対処法

赤ちゃんは比較的体調が悪いときなど、嘔吐をしやすいとされています。

 

嘔吐の症状が何度もある場合は、仰向けのままであれば嘔吐物が気道に詰まる可能性があるので、横向きに寝かせるようにしましょう。嘔吐の量が多かったり脱水症状が激しく出ている場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

参考:子どもの突発性発疹が顔に出来た時の対処法と症状の抑え方

まとめ

突発性発疹で、発熱や発疹以外の症状で案外多いのが下痢症状です。そして何よりも心配なのが脱水症状になること。きちんと対処をすれば問題ありませんが、手当が遅れると大人であっても命の危険が迫る怖い症状です。

 

赤ちゃんは喉が渇いた!なんて訴える事は出来ません。脱水の兆候がみられたら、水分を与えるようにこころがけましょう。

 

また、自分だけで対処しようとはせず、先輩ママさんなどの経験者を頼ることも大切です。正しい知識と対処法で、赤ちゃんを守ってあげましょう。

 

参考:乳幼児が突発性発疹になったら不機嫌の理由は?症状の対処法も

 

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