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顔に傷を作っちゃったら涙が出ちゃいますね。この傷消えるかな・・と毎日鏡をのぞいてはますます不安になります。

 

その傷に消毒液をかけて、ガーゼを貼り付けて…という治療法をやっているなら今すぐにやめるべき!

 

跡が残ってしまいますよ。すぐに湿潤療法という治療法に切り替えるべき!詳しく解説していきます。

 

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顔の擦り傷・傷跡に効いたり、早く治す薬ってあるの?

顔に擦り傷が・・どうしよう!傷跡が残らない治し方ってあるの?
顔の傷はショックが大きく、どうしたら良いのか焦ってしまいますね。出来れば元通りに治したいものです。

 

参考:擦り傷が熱をもっているのは感染症?発熱もしてきたら対処法は?

 

そのためには、湿潤療法が有効的です。まず、一番最初に気を付けなくてはいけないことは、消毒をしないと言う事。従来の治療法とはまったく違うものですが、すでにテレビなどで何度も取り上げられ、多くの人が推奨している治療法ですが、顔の傷は特にキレイに治したいので、もう一度確認してみましょう。

 

  • 水道水で傷口を丁寧に洗い流す

転んだ傷は、砂利や土が入り込んでいるため、我慢してキレイに取り除きましょう。後で化膿しないようにするためです。頑張りましょう。痛いのはこの時だけです。

 

  • 周辺の水分は拭き取るが、傷口には触らない

この時、傷の周辺の流れた水分は拭き取りましょう。被覆材(ひふくざい)が剥がれやすくなってしまいます。傷口はすでに浸出液が浸みだしてきていますので、触りません。

 

  • 被覆材を貼る

今はドラッグストアにもたくさん並んでいます。大きさや形を見て、あったものを貼りましょう。デュオアクティブETは病院でも使われる被覆材ですが少々お値段が高めです。

 

薄くて、しなやかなので、顔の形状に合わせやすく色も肌色なので、目立ちにくく出来ています。顔をキレイに治すためなら、奮発してみても損はないかもしれません。

 

  • 被覆材が浸出液を吸収して白くふやける

被覆材は、余分な浸出液を吸収して、常に新しい浸出液をゲル状にして傷口を潤わせるように作られています。

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  • 被覆材を取りかえる

顔の擦り傷の場合、あまりラップ療法をすることは無いと思います。自宅にいて、治るまで外に出ないと決めた人ならあるかもしれませんが。

 

ラップを使っているなら、浸出液が流れて来ないように上からラップより大きなガーゼなど、浸出液を吸収する物を当てておきましょう。そして、ケガをした初日は3回くらいは全部取り換えましょう。傷口を清潔にしておくことが、治りを早めることにつながります。

 

市販の物や、病院から出されたものは、用法にしたがってください。ただ、貼り続けると書いてあっても、浸出液の量が多いようなら、貼り換えます。いつまでも余分な浸出液が傷口にあると、そこから細菌感染を起こして、治りが悪くなったり、傷跡が残ってしまいます。

 

  • 被覆材が白くふやけなくなったら終了する

浸出液が出なくなると、吸収するものがなくなるので、被覆材はふやけなくなります。そうなったら、もう貼る必要はありません。この状態なら、すでに新しい皮膚が張っているはずです。

 

顔の擦り傷に使える被覆材にはどんなものがあるの?

傷の大きさによりますが、顔に貼る物はなるべく目立たないようにしたいですね。

 

参考:傷口が化膿して膿が出てきたときに効く、絆創膏を使った治療法は?

 

ドラッグストアに行くと安価なものから高価なものまで、さまざま並んでいて悩んでしまいます。薬剤師さんに相談してみると良いかもしれません。今は、湿潤療法を知らない薬剤師さんはいないと思いますよ。

 

顔の擦り傷で湿潤療法をやる時に気を付けることはある?

顔の傷を湿潤療法で治す時に、気になるのは被覆材の臭いかもしれません。特有の臭いがあるので、苦手な人は少々我慢が必要になります。これも傷跡を残さないためです。頑張りましょう。

 

また、顔の傷で絶対に気を付けたいのが傷の日焼けです。日に当たらないように気を付け傷跡には半年間くらいの間は日焼け止めを塗りましょう。メラニンが活性化しているためシミになってしまうのです。

 

まとめ

従来の消毒液とガーゼの治療法をしたことで、傷跡が残ってしまい涙をながした人は少なくないと思います。特に女性は、憂鬱な日々を過ごすことになっていたのです。

 

傷を消毒しない、ガーゼつきの絆創膏を貼らないなんて、考えもしませんでした。ケガをしてしまったら、消毒と傷にくっついたガーゼを剥がすのに泣くのは当たり前、傷跡は時の運だと教え込まれていたのですね。

 

ところが湿潤療法のおかげで、痛みも、治りの早さも、傷跡も、圧倒的に解消されました。

 

ただし、この治療法は、すべての医療機関で行われているわけではありません。総合病院などでは、先生によって治療方針がちがうので、先に調べておくと良いですよ。

 

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