ノロウイルスの流行期は12月~2月ですが、その期間に下痢や嘔吐が続くと、

 

「もしかしてノロウイルスかも・・・」

 

と思ってしまいますよね。もしその疑いがあるなら職場や学校は休んで病院で医師の判断を仰ぐべきです。

 

ノロウイルスか、ただの体調不良なのかを調べる検査の方法やどうなれば出勤停止は終わるのか、詳しく解説していきますね。

 

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ノロウイルスなら出勤停止!?検査の方法は曖昧

ノロウイルス 検査ノロウイルスの感染力は強いことで知られていますよね。もし自分の症状にノロウイルスの疑いがある場合には、感染拡大を防ぐ為に仕事や学校は休みをもらうのが良いでしょう。

 

ノロウイルスとただの下痢や嘔吐の違いを見た目だけで判断するのは難しいですが、流行期には特に気をつけないといけません

 

仕事や学校を簡単に休むわけにも行かず、症状が似ていることもあって、それなら病院で検査を受ければ早いと考える人もいますが、実はそう簡単な話でもないのです。

 

病院でのノロウイルスの検査は、ウイルスが混じっていたとしても陰性と出ることがたびたびあって、その精度がすごく不正確と言われています。なので、体調不良の中でも陰性と思って出勤したら周りに感染拡大してしまう可能性もあるのです。

検査対象は限られている!

それでも検査を受けないよりは受けたほうが良いと思われるかもしれません。しかし、検査をするのも保険適用範囲が非常に狭いのが特徴です。

 

そもそもノロウイルスじたいの感染力は強いものの、症状が現れても対症療法で数日経てば治まることがほとんどなので、体の体力が弱いとされている、

 

  • 3歳未満
  • 65歳以上

 

などと決められています。これだと、一般社会人はほとんど対象外となるでしょう。なので、検査費用の面からしても検査を受ける意味・理由はあるのか少し疑問な部分もあります。

 

 「ノロウイルス抗原検査」は、ふん便中のノロウイルスを検査キットで検出するもので、3歳未満、65歳以上の方等を対象に健康保険が適用されています。医療機関で、医師が医学的に必要と認めた場合に行われ、診断の補助に用いられます。

なお、この検査は、結果が早く出るメリットがありますが、ノロウイルスに感染していても陽性とならない場合もあり、ノロウイルスに感染していないことを確かめることはできません。

出典:厚生労働省

 

ただ、食品加工会社や、飲食店従業員の人には少しでも疑いのある場合には検査を受けるべきです。その場合には病院で検査を受けるのではなく、従業員全体が保健所や行政機関で受けることになります。

 

その際の費用は、それぞれ全く違うので一概には言えませんが1万円前後と思っていて良さそうです。

検査費用の相場は保険対象と非対象で変わる

一般的に病院で検査を受ける場合の費用は当然ですが、保険適用者と非適用者で大きく変わってきます。先ほども述べたように、

 

  • 3歳未満
  • 65歳以上

 

などの対象者だと保険がきいて、1,000円チョットで受けることができます。しかし、非対象者の場合だと5,000円近くかかってしまいますので、注意が必要です。※医療機関によって金額には誤差があります。

 

検査だけでも高額なため、本当に必要な場合にだけ検査を受けるようにしましょう。検査を受けたい場合には、事前に医療機関に問い合わせをして、検査をしてもらえるかどうかの確認もしておいてくださいね。

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実は出勤再開に医師の診断書は不必要

ノロウイルス 検査ノロウイルスに感染したことがわかれば、職場や学校には行かずお家で安静にしておかなければいけません。

 

しかし、ノロウイルスに感染したからと言って仕事や学校を休まないといけない法律は一切ないんです。感染力が強いウイルスなので、あくまでも自主的に休んで行きましょうということだったんですね。

 

ノロウイルスに感染してしまうと症状が治まったとしても、感染から1ヶ月程度はどれだけ排出していても体内にウイルスが残っているので、その期間全てを休まないといけないとなれば現実的には難しいわけで、さすがに1ヶ月間休むわけにはいきません。

 

「では、いつから出勤しても大丈夫なの?」

 

という話ですが、少なくても症状が治まってから1,2日は空けるようにすると職場や学校も安心かなと思います

 

中には、学校や職場では医師の診断書をもらって治癒証明がないと出勤・通学再開ができないというルールを定めているところもありますので、職場の責任者へ事前に確認しておきましょう。

ノロウイルスが拡大しない為にできること

ノロウイルス 検査ノロウイルスは感染力が強いため、感染を拡大させないことが一番重要です。

 

感染経路としては家庭内が多いと言われているので、家族の誰かが感染した場合には消毒の徹底を行いましょう。消毒の方法については下記の記事で詳しく解説しています。

 

参考:ノロウイルスの感染はハイターで防げる!正しい消毒方法

 

もし自分が感染した場合には、周りに配慮して無理して職場へ出勤したり、学校へ行ったりしないようにしましょう。早く治して、早く復帰することが何よりも大事です。

消毒の方法は次亜塩素酸ナトリウム!

消毒と言えばアルコールを使用するのが一般的ですが、ノロウイルスではアルコール消毒はほとんど効果ありません

 

アルコールに対する抵抗力が強いので、ノロウイルスを消毒する場合には市販のノロウイルス用の消毒液、もしくは次亜塩素酸ナトリウム入りのハイターを水で薄めて使用します。

 

嘔吐物を処理する場合、消毒液は半径3m周辺まで必ず消毒するようにしましょう。ノロウイルスは飛沫感染する可能性も大いにあるので、処理をする場合には必ずマスク、丈夫なゴム手袋は着用してくださいね。

 

参考:ノロウイルスの感染はハイターで防げる!正しい消毒方法

ノロウイルスの予防法

ノロウイルスを予防する方法としては基本的に手洗いの徹底です

 

そして、火を通さないものを食べることによってウイルスが死滅せずに体内に摂り込まれるのでノロウイルス発症の原因となります。流行期だけでも特に意識して火を通している食べ物を食べるようにしましょう。

 

参考:ノロウィルスが原因で発熱!熱が下がるまでの期間や他の症状は?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ノロウイルスの感染力は非常に強いため、感染が疑われたら出勤を控えるようにしましょう。

 

心配な方は検査をしても良いと思いますが、陰性だからと言って信用せず数日は症状が治まるまで対症療法で安静にしてくださいね。

 

ぜひ皆さんの参考になりますように。

 

参考:ウイルス性胃腸炎を発症したら仕事は休むべき?いつから出勤できる?