起き抜けはボーっとすることが多いですよね、とりあえず起きなきゃと思って、立ち上がったらクラクラと立ちくらみ・・なんてことありますよね。

 

でも朝起きたら、痙攣してしまうようなら、それは「てんかん」かもしれません。詳しく解説していきますね。

 

 

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寝起きの立ちくらみは低血圧かも!

寝起き、立ちくらみ、痙攣
朝起きて、ベッドから立ち上がったら、クラクラと立ちくらみが起こることは、かなりの頻度で経験している人も多いと思います。

 

特に、女性に多いようで、低血圧が関係しています。この場合の低血圧とは、本態性低血圧のこと。特に低血圧の原因となる病気はないけど、最大値が100mmHg以下の人を指しています。また、生まれつきや遺伝、低血圧体質などの人も、この本能性低血圧です。

 

この本態性低血圧のひとは、正常な血圧の人のように、起きてすぐに脳へ血液を送り込む力が弱く、間に合わないことがあるのです。そのため、立ち上がった時に、脳が血流不足を起こし、立ちくらみを起こしてしまいます。低血圧の人は、常に気をつけて起き上がらなければなりません。

 

また、起立性低血圧でも寝起きの立ちくらみが起こります。この場合の低血圧とは、測定数値ではなく、通常の最大血圧値から20mmHg以上の低下を一気に起こしたことを意味しています。

 

そのため、正常な血圧の人も、高血圧の人も、起こす可能性があるのです。本来、血圧は自律神経が調節していて、起きた時も、瞬時に脳への血流を確保しているのですが、ストレスや睡眠不足が原因で、自律神経が正常に機能しなくなると、その調節が出来ず、血圧の低下を招いてしまうのです。

 

一度起立性低血圧で立ちくらみを起こすと、繰り返すことがあります。そのため、起き上がる前に寝たままの状態で、手を布団から前に突き出し、グーパーを10回ほど繰り返すと血液が循環し、改善になります。

 

それでも、跳ね起きるようなことはせず、ゆっくりと頭を徐々に上げて行くように起き上がりましょう。

 

立ちくらみや、めまいは、吐き気を呼ぶので、不用意に立ち上がることで、いらない不調を呼び込んでしまわぬように気を付けましょう。症状自体は、しばらくすると回復するので、問題はありません。毎日のように繰り返すのなら、ストレスや睡眠不足を解消する必要があります。

寝起きの痙攣はてんかんの可能性があるのでまずは病院へ!

寝起き、立ちくらみ、痙攣
大脳の神経細胞の一部が、電気刺激反応するために起こるのが、てんかん発作です。小児と高齢者の発症が多く、小児の場合、ほとんどが1歳までに発症します。

 

てんかんは大きく2つに分けられます。

 

  • 「突発性てんかん」原因がわからないてんかん。体質によるもの。CTやMRIなどでは、異常が見られない。
  • 「症候性てんかん」脳の病気に伴って起きるもの。脳腫瘍、髄膜炎など。胎児、出産時に大脳を損傷。

 

発作も大きく2つに分けられます。「部分発作」脳の一部が過剰に反応して起こるもの・痙攣・手足が勝手に動く・全体の60%〜70%

 

  • 単純部分発作→体の一部分に表れる発作。
  • 複雑部分発作→単純部分発作の進行状態・手足の痙攣・意識喪失。

 

「全般発作」脳の全般が過剰に反応しておこるもの・全身硬直・呼吸停止・全体の30%・強直感代発作・全身硬直・全身痙攣・1〜2分で回復するが、倒れた記憶はない。

  • 欠伸発作→5〜15歳に多い・数秒〜数分の発作・動きが止まる・反応が無くなる。
  • 点頭発作→〜1歳に多い・頭をカクカクと前に倒し体を硬直させる・両手を突き出す。
  • 脱力発作→乳児に多い・突然全身の力が抜けて転倒する・ケガに注意が必要。
  • ミオクロニー発作→全身または体の一部が瞬間的にビクンと痙攣する・意識はある・持っている物を飛ばしてしまうこともある。
  • てんかん重積状態→15分以上続く発作・意識が回復する前にさらに発作が来る・呼吸困難・重い障害が残ることがある。死にいたることがある。

 

乳児に多いてんかん

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「点頭てんかん=ウエスト症候群」寝起きに多い。頭をカクカクと前に倒し、体を硬直させる発作を何回も繰り返す。脳へのダメージが大きく、知能の発達や運動障害が起きる可能性がある。

 

 

成人の症候性てんかん→脳腫瘍、アルツハイマー病が原因で起こる。

  • てんかんの治療→抗てんかん薬の投薬治療で発作を抑える。
  • 抗てんかん薬の終結→小児=3年・大人=5年の間発作がないこと。脳波検査で2年以上、異常がないこと。3か月〜6か月かけて、薬の量を減らしていく。
  • てんかん発作の再発→抗てんかん薬の終結から、3年以内の再発が多い。定期的な検査が必要。

 

てんかんの発作は、治まったからと言って、そのままにしておくと難治します。症状が現れたら、なるべく早くてんかんの専門外来がある病院、または神経内科を受診しましょう。

 

また、てんかんの発作では意識が薄れたり失ったりすることが多いので、本人は記憶が無く、症状をうまく説明することができません。そのため、発作の様子を見た人と一緒に病院へ行くことが望ましいと言えます。

 

そして、てんかん発作は繰り返すことがあり、その起こり方にも変化がある可能性があるため、その時の様子は、自分でもよく聞いて、書き留めておくなどしましょう。

 

寝起きにグラリときたら良性発作頭位めまい症?

寝起き、立ちくらみ、痙攣
このめまいは、内耳の耳石器の上に乗っている、炭酸カルシウムの結晶が起こしているものと考えられています。通常耳石器に乗っているはずの結晶が、三半規管のクプラに付着したり、半規管の中を浮遊することで、リンパ液の流れに影響が出て、めまいを起こしていると言われています。

 

結晶が元に戻れば、改善されるので、大病につながることはありません。睡眠時は、頭が動かないため、起き上がったショックで結晶が浮き上がってしまい、浮遊してしまうと考えられます。寝相の良い人に発症しやすいと言えます。

 

良性発作性頭位めまいの症状寝がえりや、ベッドから起き上がった時や、後ろを振り向いた時など、頭を動かした時に、激しい回転性のめまいを起こします。難聴は伴いません。

 

めまい性の吐き気や嘔吐を伴います。また、めまい発作のあとに、眼振が残ることがあります。(目の痙攣)何度も頭を動かしているうちに、めまいは軽減します。

 

良性発作性頭位めまいの治療頭位変換療法で耳石の結晶を元に戻します。起き上がる前に、寝返りを打ってみるのも、リスクを下げることにつながります。

 

参考:寝起きに動悸がする!?普段と違う朝の原因と動悸に対する対処法

まとめ

立ちくらみや、ふらつき、めまいは、寝起きに発症することが多いようです。朝起きたら、頭がクラクラなんて、辛いですね。自分も辛いですが、我が子が痙攣を起こしたりしたら、パニックになってしまいます。

 

ですが、ここは落ち着いて、できることなら、携帯やビデオカメラで痙攣の状況を録画することがベストです。これは、改善を早くするためなのです。痙攣する我が子にカメラを向けるなんて、鬼のように感じますが、病院に行った時に先生に状態を伝えるのに、確実性があるためなのです。

 

先生の前で、ちょうど発作が起きると一番わかりやすいですが、そうは行きませんね。そのため、全体、目、顔、両手の様子、などが録画できていると、すぐに治療に入れます。痙攣を言葉で伝えるのは、なかなか難しく、ことにお母さんは、心配が先にきてしまい、正確な症状を伝えられなくなってしまいます。

貧血の人は朝めまいがするって本当?起きられないのは低血圧だけじゃない!

早く治療を始めることは、早く治すことにつながります。てんかん発作は、成長しても、不安がぬぐいきれず、自分に自信を持てない子供が多くいます。周囲の理解と、正しい知識が子供を守ることにつながると言えますね。

 

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