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使ってみるとすごくわかる珪藻土マットの凄さ!

 

珪藻土(けいそうど)というのは、長い期間を経て藻などの植物性プランクトンの死骸が化石化した土のことで、強度が強く湿度を調整する効果もあるため、建物の壁に塗る壁材やレンガを作る材料としても使われています。

 

珪藻土を使ったバスマットは、吸水力に優れており、すぐに乾くので衛生的ですが、珪藻土バスマットの本当の効果を発揮させるには正しいお手入れが必要です。

 

今回は、珪藻土バスマットの正しい手入れ方法と、水虫菌への効果について詳しく解説していきますね。

 

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珪藻土バスマットの正しい手入れ方法

珪藻土バスマット 手入れ 水虫出典:https://goo.gl/Sm1djA

使い終わったら干して十分に乾燥させ、皮脂などで汚れがついた場合には、水分を含んだ布で拭いても落ちない場合に限り、少量の中性洗剤をかけて拭き取るのが珪藻土バスマットの正しい手入れ方法です。

 

まず、珪藻土バスマットのメーカーや商品のサイズによって天日干しか、日陰干しかが変わるので十分に注意する必要があります。(事前にメーカーサイトや商品の説明書をよく読んで確認すると確実でしょう)

 

なぜかといいますと、物によっては太陽の熱で反ってしまい、割れる原因となることがあるからです。

反りの原因になりますので、天日乾燥はお避けください。

反った状態で使用すると割れる恐れがあります。

引用元/soil 

珪藻土バスマットは材料である珪藻土(土)を乾燥させて作っているので、通常の陶器よりも強度は高いですが、それでも割れやすいので熱によって曲がってしまうと、次にバスマットとして使う際、ヒビが入って割れてしまいます。

 

※天日干しできる珪藻土バスマットもあるので、購入の際にはよく確認しましょう。

 

また、必ず平らな場所に置いて使い、使用後はよく乾くように壁に立てかけたり、専用のスタンドに置いて保存し、ストーブやエアコン、直射日光など高温になる場所から離しておいて下さい。

水分の出口をふさぐ使い方はしない

珪藻土バスマットは目に見えない無数を小さな穴が空いており、水を素早く吸収しますが下にタオルを引いてしまうと、バスマットの内部の水が抜けずにもろくなってしまうので注意が必要です。

 

珪藻土バスマットは吸水力に優れていますが、水が内部にとどまっていると土なので当然もろくなります。

 

そのため、下にバスマットを引いてしまうと、水分が下にたまってしまうので良くないのです。

 

フローリングが傷つくことが心配という方は、メーカーによっては「滑り止めシート」という珪藻土バスマットの裏面に4つの隅に貼ることで、直接フローリングと接しないようにするというものも販売しているので、ご利用されるといいでしょう。

気になる場合は、滑り止め効果を含めて、専用の滑り止めシートをご使用ください。

引用元/珪藻土のバスマット専門店

汚れた場合にはよく絞った布で拭く

皮脂やシャンプーなどの汚れがついた場合には、よく絞ったタオルなどで拭き取るのが基本ですが、それでも落ちない場合には家庭用の中性洗剤などを少量かけて落とします。

 

メーカーによっても異なりますが、珪藻土バスマットはデリケートな素材のため、強い洗剤は商品を痛めてしまいますので、水で落ちない場合に限って、家庭用の中性洗剤などを少量かけて拭き取るという方法がいいでしょう。

 

 

また、汚れを落とす際には固めのスポンジか硬く絞ったタオルを使用し、たわしなど珪藻土バスマットよりも硬い素材は使わないのがポイントです。

珪藻土バスマットは水洗いできない!

珪藻土バスマット 手入れ 水虫

基本的には珪藻土バスマットは水洗いできません。

 

これも、メーカーによって違うのですが、材料が珪藻土(土)のため濡れるともろくなり割れやすいため、ほとんどのメーカーの珪藻土バスマットは“水洗い不可”と書かれており、なるべく水で濡らさずに汚れを落とすことが必要です。

 

それは、水で洗ってしまうと乾くのに時間がかかり、破損するリスクが高くなるからで、通常利用の際にも、使用後は立てかけておき乾燥させることが推奨されていることからも分かります。

 

また、乾燥に時間がかかるとその間に変形する恐れもあるので、水洗いはできませんし、珪藻土バスマットはデリケートなものなので、拭く際もタオルや布の水分を極力無くすため、硬く絞って拭くことが大切です。

特殊なケースもあるのでメーカーに要確認

ただし「なのらぼ」というメーカーの出している「UB足快バスマット」の公式サイトには、“吸水力がなくなった時の”手入れとして部分的に水で洗う方法が紹介されています。

 

商品によっては一部水で洗うことが可能な場合もありますが、汚れを落とすためではなく、吸水力がなくなった時の手入れ方法ですから、例外的なものです。

 

以下が「UB足快バスマット」の公式サイトで紹介されているメンテナンス方法になります。

1.洗う面をシャワーで充分濡らします(洗剤成分を吸収させないため)
2.クレンザーを使って堅めのスポンジなどでしっかりこすります。
3.洗剤成分が残らないよう、しっかりすすぎます。
4.通気性のよいところで、陰干しして充分乾かしてください。

引用元/珪藻土UB足快バスマット「なのらぼ」

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※ こちらは吸水力が落ちた場合の手入れ方法として掲載されているため、日常的に水洗いを行うことが可能ということではないのでご注意下さい。

 

※ このメーカーでも通常の汚れを落とす際には、よく絞った布で汚れ部分を拭くことが推奨されています。

 

このように、メーカーによっては特殊なケースもありますが、基本的に珪藻土バスマットの水洗いはできないので、硬く絞ったタオルなどで汚れを拭くのが一般的なメンテナンス方法です。

珪藻土バスマット~吸水力を復活させる方法

珪藻土バスマット 手入れ 水虫

サンドペーパーで表面を削ることで、皮脂などの汚れを落とし吸水力を復活させることができます。

 

珪藻土バスマットには目に見えない穴が無数に空いているので、足を載せた際に素早く水分を吸収することができるのですが、長く使っていると、皮脂やシャンプー、石鹸などの汚れが穴をふさいでしまうので、表面を削ることで再び吸水力を復活させることができるのです。

 

また、石鹸で洗うのは厳禁で、何故かと言うと、石鹸に含まれる成分が珪藻土バスマットに空いている穴をふさいでしまうので、むしろ逆効果となってしまいます。

表面を削る際の注意点

注意点としてはよく乾かしてから削ること(濡れていると上手く削れません)、さらに削る際に使うサンドペーパーも各メーカーによって推奨されている粗さが異なるので、しっかりとメーカーの基準を守ることが大切です。

サンドペーパー(#240程度)でこする

引用元/soil

上記の引用は「soil」というメーカーの公式サイトのものですが、メーカーによってサンドペーパーの粗さを指定されている場合には、その通りに行うのが一番いい方法となります。

 

珪藻土バスマットにも、表面に柄のような溝があるものや、平らなものがありますし、厚みや大きさも違うので、それぞれのメーカーの商品にあった手入れが大切です。

 

参考:手足の爪に白い線ができた時の考えられる原因と対処法

珪藻土バスマットで水虫はうつらない?

珪藻土バスマット 手入れ 水虫

水虫の原因となる白癬菌(はくせんきん)は温度が高く湿気が多い場所に繁殖しやすいので、珪藻土バスマットを使うとすぐに足の水分が吸収されてサラサラになるため、水虫がうつりにくいと言われています。

「すきっと」はいつもサラサラ乾いている状態ですから水虫菌が繁殖しません。安心して使用できます。

引用元/珪藻土バスマットすきっと

珪藻土バスマットの上では、水分がないため水虫の原因となる白癬菌は繁殖ができませんが、長い間使っていると吸水力が落ちてくるので、正しい手入れをしていることと十分な吸水力があることが前提です。

水虫はバスマットからうつるとは限らない

水虫の原因となる白癬菌は靴の中でも繁殖するため、室内に入る時によく足を洗わないと同居している家族に移ってしまうことがあります。

 

水虫がうつるのはバスマットからだけではないので、珪藻土バスマットを使っているから水虫が絶対にうつらないということはないです。

 

特に、靴は長時間密閉された状態で汗をかくので、温度が高く水分が沢山含まれる白癬菌にとっては、繁殖に最適な場所となるため、家族にうつさないための工夫は絶対に必要となります。

 

また、白癬菌は足だけ感染するわけではなく他の場所にも感染するので、水虫になったら湯船には浸からない方がいいでしょう。

 

頭部に白癬菌が感染すると頭部白癬(とうぶはくせん)といい、脱毛や炎症が起きるので足の裏を拭いたタオルで頭を拭くのも避けて下さい。

水虫になっても洗濯は分ける必要はない

水虫の原因となる白癬菌は洗濯によって感染することはないので、洗濯物を分ける必要はありません。

家族に水虫の人がいるとき、つい感染を恐れて洗濯を別にしている人も多いはず。

ですが、洗濯しているうちに白癬菌を含んだアカは洗い流されますので、洗濯機の中で白癬菌がうつる心配はありません。

引用元/タケダ健康サイト

洗濯物を分ける必要はないですが、水虫に感染している方が、素足はもちろん靴下からでも、カーペットやフローリングの上を歩くことで白癬菌が付着しますので、帰ってきたら足を洗い、室内では厚手のスリッパを履くなどの工夫は必要です。

 

また、靴は毎日同じものを履かずに何足かをローテーションすることで、履いていない間によく乾燥させて、白癬菌の繁殖を防ぐことも大切となります。

 

参考:足の指にできた水虫にオロナインは効果あり?その他の市販薬は?

まとめ

珪藻土バスマットは使った後、よく乾燥させるようにし、汚れた場合には硬く絞った布で拭くのが正しい手入れの方法です。

 

珪藻土バスマットの吸水力が落ちてきたら、サンドペーパーで表面を削ることで吸水力を復活させることができます。(サンドペーパーの粗さなどはメーカーによって違うので、よく確認の上行って下さい)

 

水虫の原因菌である白癬菌は、珪藻土バスマットの上では水分がないため繁殖しにくいので、バスマットからは感染しづらいですが、水虫の方が室内を歩くことで他の方にうつしてしまうので、スリッパを履くなどの対策はきちんと取りましょう。

 

参考:足の指の間がかゆい!皮がむけてきたら水虫なの?

 

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