女性ならば特に足のケアには気を使っていらっしゃると思いますが、厄介なのはかかとのひび割れですよね。

 

実は、かかとがひび割れる原因には2種類あり、対処の仕方を間違えると大変なことになってしまうことがあるので注意が必要となります。

 

今回は、かかとのひび割れの正しいケアと、ひび割れを予防する方法について詳しく解説していきますよ!

 

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かかとのひび割れの原因は主に2種類

かかと ひび割れ

かかとのひび割れの原因は、皮膚の乾燥による角化症か、かかと水虫のどちらかです。

 

元々、かかとの皮膚には皮脂を分泌する皮脂腺というものがなく、体の中でも皮膚が厚い部分なので、非常に乾燥しやすい箇所となります。

 

また、かかとは歩く際に常に地面と当っている場所なので、常に圧力がかかることで摩擦によって皮膚が硬くなりやすく、通常行われるターンオーバー(死んだ皮膚が剥がれ落ちて、新しい皮膚が露出してくること)が正常に行われないことで、死んで不要になった皮膚がくっついたままになり、余計に分厚くなってしまうのです。

古い角質が皮膚表面に残っていると、外の刺激から皮膚を守るために角質が分厚くなっていきます。

特に、かかとの症状が特徴的で、夏に素足でサンダルなどを 履いて摩擦を受けると、バリア機能が働いて角質が厚くなります。

さらに症状が進み、角質が厚くなりすぎて水分がいきわたらなくなると、皮膚は乾燥して荒れたりひびわれたりしてしまいます。冬には、冷えと乾燥が原因で、同じ症状が現れます。
引用元/エーザイ

この、乾燥しやすいという特徴と、摩擦で分厚くなりやすいという2つの条件が重なり、足のかかとが硬くなると、伸縮性がなくなるため表面に傷がつくと、そこから裂け目が入り、ぱっくりとひび割れてしまいます。

かかとの角化症のケアは保湿から

角化症(皮膚が分厚く硬くなること)は乾燥と摩擦が原因で起きるので、こまめな保湿と足の裏に負担(刺激)を与えないことが重要です。

 

まず、かかとのひび割れで気をつけなければいけないのは、出血をしていないかということになります。

 

出血していると、激痛を伴うので正しい歩行(地面への足のつき方)が出来ず、裂け目からひび割れが広がる可能性もあります。

 

また、細菌に感染したり、傷口が化膿(細菌が繁殖してジュクジュクしてくること)することもあり、最悪歩けなくなってしまいますので、すぐに病院にいってくださいね。

 

出血していない場合の対応ですが、こまめな保湿が重要で、お風呂上がりの皮膚が水分を多く含んでいる時に、保湿クリームを塗りましょう。

 

また、尿素には角質を柔らかくして剥がす効果があるので、保湿クリームは尿素が配合されているものがおすすめです。お風呂上がりには丁寧に足の水分と汚れをティッシュなどで拭き取ってから、薄手で大きめのサイズの靴下を履くと、より浸透しやすくなります。

 

靴下は化学繊維のものはムレやすいので、綿やシルクでできた天然の素材のものを選び、寝ている間に足を締め付けると、血行が悪くなってしまうので、いつもよりワンサイズ大きめのものを履くのがいいでしょう。

 

外出の際も特に冬場は静電気が溜まりやすいですから、かかとがガサガサだと引っかかりやすいので、できるだけ天然の素材でできた靴下を履いて下さいね。

尿素の塗り過ぎには注意が必要

ただ、注意して頂きたいのは、尿素は健康な皮膚に使うと角質をはがしすぎてしまいますので、よくなってきたら一度使用を中止して様子を見るということです。

 

状態としては、足の角質が薄くなって、かかとがやわらかくなってきたらという表現になりますが、自分で判断するのは難しい、また、ケアをして一度は改善しても、何度も元の分厚いかかとに戻ってしまうという方は、この段階で、一度、お医者さんに診てもらって下さい。

 

特に、女性の場合には、あまりにかかとのひび割れがひどくて、他の人に見せるのに抵抗があるという方もいると思いますが、かかとの状態が少し改善されていれば病院へも行きやすいかと思いますし、再発を防ぐこともできます。

角質を削るのにはリスクも

かかとの角質を自分で削る場合は、削りすぎや病原菌に感染する可能性があるので、注意が必要です。

 

かかとの角質を、ヤスリなどを使って自分で削るという方法もありますが、かかとのひび割れにはかかと水虫の可能性もあります。

 

その場合には手や爪にまで水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)が感染する危険もありますし、角化症であっても皮膚に傷をつけてしまうとそこから菌が侵入する可能性があるので、あまりおすすめはできません。

 

もし、角質を除去するなら病院で診察を受けて、水虫ではないことを確認した上で、しっかり治した方が効率的で、何よりも安全ですので、あまりにひどい場合には勇気を出して病院に行きましょう。

かかと水虫の場合の症状とは

かかと水虫の場合にはかゆみはほとんどなく、見た目も素人では判断が難しいため、同居している家族に水虫の人がいるなど思い当たることがある場合には、すぐに病院で診察を受ける必要があります。

カビの一種、白癬菌が皮膚の角質層に寄生して起こるのが水虫。

靴を履いて足がムレると高温多湿になって菌が繁殖しやすいことが主な理由です。

水虫菌はとても生命力が強く、皮膚からはがれ落ちた角質の中でもまだ生き残っています。
引用元/スギ薬局グループ

角化症で厚くなったかかとに白癬菌が入り、かかと水虫になることもあるので見た目では非常に分かりにくいですが、そのまま放置しておくと、他の人にうつしてしまったり、爪など違う部分に広がる可能性もあるので早めに対処しましょう。

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自分で診断するのは非常に難しいですが、同居している家族が水虫だったり、他の場所が水虫に感染している場合(指の間や爪はかゆみなどの症状がでます)には要注意です。

 

ただ、かかと水虫の場合には、足の他の部分も水虫になっていることが多いので、かゆみや異臭を感じたら病院で診察を受けるとともに、他の人にうつさないように、家の中でも素足で歩かず必ず靴下を履き、バスマットなど素足をのせるものは他の家族とは別々に分けてくださいね。

 

治療を受ければ必ず治りますので、慌てずに冷静に対処しましょう。

 

また、ジムやプールなど不特定多数が使っている場所でも、足ふきマットなどから感染することもあります。水虫をうつされないためには、常に足と床を清潔にして置くことが大切です。

 

フローリングでも濡れたままにしておくと、すき間に菌が繁殖しやすいですし、水虫の方がいなくてもバスマットは定期的に洗うようにしましょうね。

 

参考:肘がぶつぶつ・カサカサの症状に悩まされる時の原因と対処法

かかとのひび割れ予防する方法

かかと ひび割れ

かかとのひび割れを予防するためには、保湿をこまめにし、靴はなるべく負担をかけないものを履きましょう。

 

かかとは皮脂腺がないので、角化症になりやすい場所ですから、皮膚が硬くなる前に保湿をしっかりとすることが重要です。

 

まだ、それほど皮膚が分厚くなっていない場合には、尿素は不要ですので、市販の保湿クリームをお風呂上がりに塗り、靴下やストッキングを履く時に引っかかるようなら乾燥しているサインですので、朝も塗っておきましょう。

かかとに負担をかけない靴を選ぶ

高いハイヒールや健康サンダルを履いていると、かかとに強い圧力がかかるので避けましょう。

 

女性なら高いハイヒールや、ツボを押す健康サンダルを履くことが多いと思いますが、ハイヒールはつま先だけではなくかかとに圧力がかかりますし、健康サンダルも固いイボイボが角化症の原因となることが分かっています。

 

もし、どうしてもハイヒールを履かなければいけない場合には、ヒールが低めのものを洗濯し、帰宅後は入念に足をマッサージして血行を良くし、保湿もいつもよりしっかりと行ってください。

 

また、夏に素足にサンダルを履いていると、靴底が薄く固く、クッション性がないので、かかとにかかる圧力が大きくなりますし、男性の革靴も靴底が固いものはかかとのひび割れの原因となるので、購入する際には必ず試着をして、なるべく地面に接した時に衝撃を吸収するものを選びましょう。

冷え性を改善することも大切

冷え性は血行不良によって起こっているので、改善することで足に血液が十分に行き渡り、皮膚の再生(ターンオーバー)を進めてくれます。

 

冷え性は体全体の問題でもあるので、すぐに改善するのは難しいでしょうが、軽くストレッチをして全身の筋肉を伸ばすだけでも、血行がよくなるので無理のない範囲でやってみましょう。

 

入浴もシャワーで済ませず、全身を浸かることで体の芯から温まりますので、冷え性改善には効果的です。

 

また、バランスの良い食生活を心がけて、ビタミンを多く摂るようにして、内臓を健康に保つことで、丈夫な体を作ることも大切となります。

美しいかかとを手に入れるには内側から

きれいなかかとを維持するためには、外側からの保湿だけではなく、内側から十分な栄養素を送ってあげることが大切です。

 

肌をきれいに保つには、ビタミンやタンパク質など肌を作るのに必要な栄養が不可欠ですが、その中でも、かかとは体の末端にあり栄養が行き渡りにくい場所なので、栄養が不足すると美しいかかとを維持することはできません。

 

また、血行が悪いとかかとまで十分に栄養が行き渡らないので、ふとももの筋肉をマッサージするか、軽い運動やストレッチで血液がよく流れるようにしましょう。

 

※下半身へ血液を送るのには足の筋肉(ふくらはぎ)を活発に動かすことがポイントです。

ワセリンだけでは保湿できない

ワセリンは油ですので、うるおいを閉じ込めることはできますが保湿効果のある成分は入っていません。

 

かかとは皮脂腺がないため、こまめに保湿してあげなければいけないのですが、ワセリンだけでは保湿効果は不十分です。

 

ワセリンにはそもそも保湿成分が入っていないので、保湿成分の入っているクリームなどの上にワセリンを塗って効果を高めるという使い方をしましょう。

 

そして、保湿クリームの選び方ですが、値段よりも肌に合うことが大切です。

 

他の人にはよく効いても、自分の肌にはアレルギーとなる場合もありますので、自分の感覚をあくまでも大切にし、かゆみなどが現れたらすみやかに使用を停止し、皮膚科でお医者さんのアドバイスを聞きましょう。

 

テスターがあれば腕や手に塗って試してみることができますが、もし、かかとのケアに使うのであれば無添加のものをおすすめします。

 

今は様々な保湿クリームが売られていて香りがいいものや、色々な成分が入っているものが売られており悩んでしまうと思いますが、無駄なもの(香料や防腐剤、着色料など)が入っていない方が、保湿成分が邪魔されず本来の力を発揮しやすく、添加物によるアレルギーも少ないからです。

 

足はいつも体を支えてくれている働き者ですから、いたわってあげてくださいね。

 

参考:オロナインで皮膚炎は治りません!皮膚炎に効く市販薬まとめ

まとめ

かかとのひび割れの原因は角化症かかかと水虫の可能性があります。

 

かかとは皮脂腺がないので乾燥しやすいので、こまめに保湿することが大切です。

 

血行が悪いと足にまで栄養がいかないので、ストレッチなどで足の筋肉(ふくらはぎ)を伸ばして血行を改善し、体の内側からキレイになりましょう。

 

参考:冬の乾燥対策にワセリンのリップは効果ある?ワセリンの便利な用途は?