「お酒を飲むたびに、二日酔いがひどい…」
「翌日は、下痢でいつも苦労するんだ…」
という人はいませんか?飲んだあと、二日酔いで下痢になってしまったら、仕事も学校も大変ですよね。
そんなとき、自宅で症状を抑えられえたら、楽だと思いませんか?さらに、飲み会で二日酔いを防ぐ食べ物があったら、知りたくありませんか?
二日酔いによる下痢をスッと解消する方法や、二日酔いの原因など、忘年会シーズンに嬉しいお話をしましょう!
目次
二日酔いで下痢…どうすれば良い?!
「昨日飲み過ぎたかな…お腹痛い…」
飲んだ次の日は、いつもこんな症状に悩まされていませんか。でも、
「二日酔いで下痢なので…」
なんて理由では、仕事を休むことはできませんよね。そこで、二日酔いで下痢になってしまったとき、どうすれば良いか?出勤前に解決できる方法を紹介しますよ!
二日酔いで下痢の時には水分を摂る!
こんなシンプルなことが、二日酔いの解消になるんです!ポイントは、あたたかい飲み物を飲むこと。冷たいものを飲むと、胃や腸が刺激されてしまいます。
夏に、冷たいものばかり飲んだり、アイスをたくさん食べたりすることで下痢になるのも、胃腸が刺激された結果のことなんです。
二日酔いで、ただでも体が弱っているんですから、余計な刺激は避けましょうね。
肝機能を良くする食べ物を食べる!
二日酔いでも、肝機能を良くしてくれるのは主にフルーツ。グレープフルーツやりんご、柿は効果が高いんですよ!
特に、柿に含まれるタンニンという成分は、アセトアルデヒドの分解に役立つ成分です。
アセトアルデヒドこそ、アルコールに多く含まれ、二日酔いを引き起こすものですから、分解してしまえば二日酔いは解決します!特におすすめのフルーツなんです。
薬を飲む!
「会社に行かなきゃいけないのに、下痢が止まらない…」
という場合は、下痢止め薬を飲むと効果があります。体に入ったウイルスが原因で下痢をしている場合は、下痢止めを飲むとウイルスが体の中に残ってしまうので薬は避けるべきですが、アルコールによる二日酔いは、ウイルスとは無関係なので、薬を飲んでも問題はありません。
二日酔いで、気持ち悪い・頭が痛い・お腹が痛いという状態では、なかなか水分を摂ったり何か食べたりする気にならいかもしれませんが、どちらも二日酔いによる下痢を抑える効果が高いので、がんばってやってみませんか?
また、下痢止めを家に常備しておくのも悪くない方法ですよ。
下痢を引き起こす二日酔い…その原因とは?!
楽しく飲んでいたのに、二日酔いで下痢。飲み会のたびにそんなことが起こったら、会に行きたくなくなってしまうかもしれませんよね。
「あの人、最近付き合い悪い…」
なんて評判になるのは、避けたいものではありませんか?二日酔いで下痢の症状が出なければ、飲み会だって付き合いだって楽しく参加できるはず。そこで、下痢を伴う二日酔いになる原因を、まずやっつけましょう!
事前準備は一切なし。飲み会の最中にできる、二日酔い対策を紹介しますよ!
二日酔いで下痢になる原因はこれだ!
単刀直入に言いましょう。二日酔いで下痢になってしまうのには、肝臓が大いに関係しています!
飲んで体に入ったアルコールは、肝臓で分解されます。これは知っている人が多いですよね。
でも、肝臓はアルコールだけに対処すれば良いというわけではありません。飲み会では定番の唐揚げ、ポテト…。肝臓には、このような脂質の多い食べ物を消化・吸収しやすくするために、胆汁をつくらなければならないというミッションがあります!
しかし、肝臓は二つのことを同時にできません。つまり、アルコールを分解している最中に、胆汁を生成して脂肪も分解する、ということはできないんです。そのため、脂質の分解が追い付かなくなり、下痢になってしまうんです!
飲み会では、みんなでつまみやすい唐揚げやポテトが定番。お酒のおつまみ感覚で食べてしまうものですが、体にとっては、脂質とアルコールの相性は最悪。どちらも、摂りすぎるのは良くありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎは、肝臓がフル活動しても分解しきれないアルコールや脂質を摂取して、自分で二日酔い・下痢を引き起こしているのと同じことなんです。
そのことも考えて、料理を選べば、下痢を伴う二日酔いを防ぐことができますよ!
参考:本当に怖い!急性アルコール中毒で気をつけたい後遺症と対処法
対策!二日酔いでひどい下痢にならないためには?!
上記では、アルコールと脂質は相性が悪く、下痢を引き起こすとお話ししました。でも、食べ物なしにお酒を飲むのも、良くないことです。
そこで、下痢になるのを防ぐことができる、おつまみを紹介しましょう!こんなおつまみを選べば、二日酔いで下痢になるのは回避できます。
ビールを飲む人は
「飲み会と言えばビール、ジョッキで乾杯するのが最高!」
というビール派。このタイプが一番多いのではないでしょうか。ビール派なら、おつまみは枝豆で決まり!枝豆は、タンパク質をたんぱく質をたくさん含んでいます。
ビールを飲むと、含まれるアルコールを分解するために細胞が疲れて痛んでいきますが、枝豆に含まれるたんぱく質は、弱った肝細胞を修復してくれるんです!
昔ながらの組み合わせですが、それには理由がちゃんと理由があったんですね!豆腐も同じ効果があるので、夏は冷奴、冬は湯豆腐などはいかがでしょうか。
ワインを飲む人は
ワインバルやスペインバル。ワインがおいしいお店も多いので、このタイプも多いかもしれません。ワイン派のあなたは、チーズをおすすめしますよ!こちらも、豊富に含まれるたんぱく質がカギ。
ワインは、一般的にビールよりもアルコール度数が高いと言えますが、そんな強いアルコールを分解している肝細胞をいたわるのは、やっぱりタンパク質なんです!
チーズをつまみながらワインを飲む、というよく見る光景も、ちゃんと理由があったんですね。
日本酒を飲む人は
ビールより、ワインより、アルコール度数が高い日本酒派のあなたは、周りの人よりもお酒に強い、お酒大好き、というタイプでは?そんな日本酒を飲むときは、刺身がおすすめです!特におすすめなのは、タコやイカの刺身。
これには、タウリンという肝臓の機能を良くする成分が含まれています。より強いアルコールにも、しっかり対応できる肝細胞をつくるのが大事ですよ!
和食のおつまみに、タコやイカを使ったものが多いのは、この理由だったんです。
一般的にお酒に合うとされている食べ物は、二日酔いを防ぐ効果のあるものだったんですね!お酒を飲むのが好きな人も、会社の付き合いで飲みに行かなければならない人も、それぞれのお酒に合ったおつまみがわかれば、二日酔いも今までより楽になるかもしれません。
お酒を飲んだ後は下痢で、トイレにこもっていたというあなたも、試してみてはいかがでしょう?
参考:食後からどのくらいで腹痛・下痢になる?原因の特定方法も
まとめ
前日お酒を飲んで、二日酔いで下痢の症状が出た場合は、あたたかい飲み物や柿などのフルーツを採ると効果があります。また、ウイルス性胃腸炎ではないので、下痢を止めるために薬を飲むのも良いでしょう。
飲んでいる最中に、下痢を抑えるためには、おつまみもしっかり摂ること!ビールなら枝豆、ワインならチーズ、日本酒ならタコやイカ。
このような食品は、タンパク質が豊富で、肝臓がアルコールを分解するのを助けてくれるのでおすすめですよ!
自分では飲まないつもりでも、付き合いで飲むシーンは訪れるもの。そんなときも、二日酔いで下痢になったときの対処商法を知っていれば安心です。人にも伝えられる、この大切な知識を身につけておきましょう!