卵アレルギーという言葉を聞いたことはありませんか?このアレルギーでは、卵を食べたり、触れたりすることで、体が異常な反応を示してしまいます。

 

体の免疫という、害のあるものから身を守る体の仕組みが、本当は害のない卵にも反応してしまい、様々な症状を起こすのです!卵焼きやオムライス、ホットケーキなど。小さな子どもから大人まで、多くの人が好きな食べ物に使われる卵。

 

もしも卵アレルギーだったら、どんなことが起こると思いますか?卵が食べられないだけではなく、いろいろなことが起こるんです!これから、お話ししていきますね!

 

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アレルギーなのに卵を食べてしまった時の症状はどうなる?

卵 アレルギー 症状

卵アレルギーなどは、自覚症状がなく、食べてしまって何かが起こるまで気づきにくいと言えます。

 

そこで、こんな症状が出たら要注意!卵アレルギーなのに気づかずに、食べてしまったときに起こるかもしれない症状を紹介しますよ!

貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)

あまり聞きなれない症状かもしれませんね。この湿疹は、まず皮膚に小さく膨れた発疹が現れて、かゆみが出てきます。

 

そして、次第にその膨らんだ部分が大きくなって、人によって違いはありますが100円玉や500円玉のような大きさに!場合によっては、卵くらいの大きさになることもあるんですよ!

 

こうなると、眠れないほど強いかゆみに襲われることもあるくらい。さらに、膨れた部分から膿(うみ)のような液体出たり、かぶれたりすることもあります。

急性痒疹(きゅうせいようしん、ストロフルス)

これは、かゆみと水ぶくれのある発疹のことです。難しそうな名前なので、めずらしい症状のように感じるかもしれませんが、よく起こる症状なんですよ。例えば、虫に刺された場所がふくれますよね。

 

そしてかゆくてかいてしまい、そのあと、刺された場所が水ぶくれのようになったことがありませんか?これも、急性痒疹(ストロフルス)と考えられるんです。

アナフィラキシーショック

ここまで紹介した貨幣状湿疹、急性痒疹はどちらも皮膚に起こる症状でしたよね。しかし、アナフィラキシーショックは違います!

 

アナフィラキシーショックを起こすと、急に血圧が低下したり、意識障害を起こしたりと、全身に症状が及び、悪い場合には心臓が停止してしまうんです!

 

なかなか怖い症状が並んでいると思いませんか?紹介した症状以外にも、じんましんや、下痢、嘔吐、呼吸困難などの症状が出る場合があります。

 

これら症状は、食べたものが消化吸収されることによって引き起こされるので、消化して体内に吸収される時間を考えると、発症するまでは少し時間がかかりますよね。

 

食べてすぐなら、「あ、悪いもの食べたかな?」と気づくかもしれませんが、時間がかかると、どうしてなのかわからなくなることも考えられるのです。これが、卵など食べ物によるアレルギーの怖いところですね。

卵が入っている食べ物を食べてしまった!そんなときの対処法とは

卵 アレルギー 症状

自分が、卵アレルギーだったと気づくのは、アレルギーだと知らずに食べてしまった後の可能性が高いです

 

気づかず食べてしまい、症状が出たときにはどうしたら良いでしょうか?対処方法を紹介しますよ。

すぐに病院へ!

アナフィラキシーショックのような全身症状が出たときはもちろんですが、水ぶくれやかゆみがひどい場合にも、「変だな」と思ったらすぐに病院で診てもらうのが良いでしょう。

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医師の診断を受ければ、かゆみを止める薬や湿疹用の塗り薬など、処方してもらえます。しかし、すぐ病院へ行くのが大切な理由は、これだけではありません!

 

家庭内では、どうしてそのアレルギー反応が起きたのか、判断が難しい場合がほとんどです。卵アレルギーにしても、初めて卵を食べた赤ちゃんに症状が出たのであれば「卵がまずかったんだな」と判断できるかもしれません。しかし、成長すれば様々なものを食べるものです。

 

米や小麦など、たくさんのものを食べるようになれば、何が原因なのか分からなくなってしまいます。医師に相談することで、「あなたは卵アレルギーです」とはっきり診断してもらえて、治療に乗り出せるんです!

じんましんが出てきたら?

じんましんは、皮膚の一部が赤くふくらんでかゆみを伴いますが、数時間で消えてしまいます。ふくらんだ部分は、強いかゆみが現れますが、かきむしるのは控えてください。どうしても我慢できなければかかずに冷やすんです!

 

また、入浴は控えるのをおすすめします。衣服がこすれてしまうのも、避けると良いですね。

 

じんましんが起こるのと同時に、唇やまぶたが腫れたり、呼吸困難になったりしたときは危険信号です!すぐに病院へ行きましょう。

湿疹が出たら?

じんましんと症状は似ていますが、湿疹の場合は水ぶくれができ、かゆみが出てきます。かいてしまうと水ぶくれが潰れ、かさぶたになり、またかいて、と繰り返して、皮膚が乾燥しがちになってしまうんです。

 

皮膚を乾燥したままにしておくと、またかゆみが出てくる可能性があるので、毎日入浴して、保湿クリームなどで皮膚のケアをするのが大切です。貨幣状湿疹、ストロフルスはこのように対策しますよ!

嘔吐や下痢は?

嘔吐の場合、黄身よりも卵白を多く食べることで起こる場合が多いと言われています。生や半熟など、きちんと火が通っていないときの方がアレルギー反応を起こす可能性が高くなってしまうようです!

 

嘔吐の場合は胃腸の働きが弱っていることが考えられるので、無理に飲食せず、安静にするようにしましょう。

 

下痢の場合は、卵を摂取して1時間も経たないうちに症状が出る、または1~2日経ってから症状が出るなど、人によって症状がどう出るか異なります。

 

また、嘔吐で体から出し切れなかったものが、下痢として体外に出るのです。確実に下痢をしてしまう人は卵を食べないようにすること、嘔吐の場合と同じように、無理に飲食せず安静にするのが良さそうですね。

 

アレルギーの多くが、幼少期に発症し、成長すると治るという経過をたどりますが、卵アレルギーは大人になっても治らず続いているということがあります

 

アレルギーによる発作を起こさないためにも、卵は料理に使わない、触れないなど、取り除くこと、皮膚を刺激するような化学繊維や羊毛の衣服は避け、汗やシャンプーなどはよく洗い流すようにします。

 

そのうえで、症状に合わせた対策を行うと良いですね!

 

参考:蚊に刺されたら体全体が痒くなる!?蚊アレルギーって知ってますか?

まとめ

卵アレルギーは、3歳未満の小さい頃に発症することが多いと言われています。そして、大人になっても治らないというのが特徴の一つです。

 

私たちの身近にある栄養素である卵ですが、卵アレルギーがある場合は、徹底的に避けなければいけません。

 

でも、心配はいりませんよ!卵を摂取するのを出来るだけ避け、症状が出てしまってもしっかりケアすれば大丈夫、ということもたくさんあります。

 

食べることはもちろん、触れないようにします。万が一卵を食べしまい症状が出たら、目に見える症状であれば、すぐに病院で診察を受けて、医師の指示に従いましょう。

 

時間が経って症状が出た場合も、受診すれば症状を和らげる薬を処方してもらえます。吐き気や下痢がひどいときには、家で安静にするのも、症状を和らげるためには有効なんですよ!ただし、その場合は無理に食べたり飲んだりしないでくださいね。

 

これだけ読むと、本当に大変だな、と思うかもしれません。でもこれは、あなたの生活のほんの一部の事なんですよ!

 

「私は何でも食べられるけど、卵を食べるのが苦手なんだ!」

 

と思えば、付き合いやすくなるのではないでしょうか?そんな風に考えて、うまく卵アレルギーと付き合っていきましょうね!

 

参考:皮膚科で自分が何のアレルギー持ちか検査しよう!その方法や手順は?