毎年寒い時期なると、あちこちで騒がれるノロウィルス。ノロウィルスに感染すると、激しい下痢嘔吐の症状に、日に日に衰弱していき、心身ともに疲弊しきってしまいますよね。

 

身近でノロウィルスの噂を聞くと、瞬く間に広がって、学校では学級閉鎖、病院では院内感染など集団感染で、その強い感染力を見せつけ、日本中を恐怖に陥れます。

 

こんなにも毎年猛威を振るうノロウィルス…一体、何を経由して感染するのでしょうか?感染予防にマスクは有効なのでしょうか?怖~いノロウィルスから身を守れるよう、今から感染源や対策について改めて勉強しておきましょう!

 

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ノロウィルスは空気感染するの?

ノロウイルス 空気感染

ノロウィルスの感染ルートは基本飛沫感染と接触感染とされています。

接触感染とは

ノロウィルスに感染した人の吐物や糞便に触れることや、感染者の触れたドアノブや生活用品に触れることで、手指を介してウィルス感染しまうことを接触感染と言います。

飛沫感染とは

ノロウィルスに感染した人が嘔吐や排泄する際の、汚物からの飛沫を吸入して感染してしまうことを飛沫感染と言います。

 

基本的には、この2つが感染ルートとされていますが、ノロウィルスに感染した人の吐物や糞便の処理の際、不充分な処理でウィルスが残留し、空気感染してしまう恐れもあると言われています

 

不十分な処理で残留してしまったウィルスがは、乾燥し空気中を舞います。それらを呼吸から吸入し感染してしまうというのです。

ノロウィルスの予防法は?マスクは有効?

ノロウイルス 空気感染

感染者の触れた物や汚物からの飛沫、接触、空気を介して、ノロウィルスに感染してしまうことが分かりました。

 

では、非常に感染力の強いノロウィルスから、感染を回避することはできるのでしょうか?

 

感染ルートは特定できましたが、特に外出先では、感染者の存否を確認することは困難ですし、ウィルスに汚染されているか否かを見極めることも難しい場合もあります。ウィルスは目に見えませんので、普段より一層気を付ける必要がありそうです。

 

この冬も健康に乗り切ることが出来るよう、ノロウィルスの予防法について見ていきましょう!

除菌する

公衆トイレや、公共の施設を利用する場合、不特定多数の方が利用するものですし、充分気を付ける必要があります。

 

特にトイレは、ノロウィルスを含んで飛沫したものが残留しているかもしれません。除菌してから使用するようにしましょう

手洗いの徹底

ノロウィルスはもちろん、その他も含め、感染症予防の基本は手洗いです

 

帰宅後や、排泄後に限らず、不特定多数の人が使用するものに触れるたびに、手洗いをするようにしましょう。感染力の強いノロウィルスに対しては、医療従事者が行う「衛生的手洗い」の方法が有効です。

衛生的手洗いの方法

石鹸を使って手全体をくまなく洗います。※指間部や爪の間、手首もいつも以上に念入りに、丁寧に洗いましょうね!
洗い残しのないよう、丁寧にすすぎます。清潔なタオル(もしくはペーパータオル)でしっかり拭き取りましょう。※流行期間中はタオルの使い回しは避け、毎回、乾燥した清潔な物を使用することが理想です。
最後に消毒して完了です!

 

長く伸びた爪は不衛生です。感染症が猛威を振るう時期は、感染予防も踏まえ、爪を衛生的に短く整えるようにしましょう。手洗いの時に爪ブラシを使用すると更に効果的です!

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マスクの着用

ノロウィルスの感染ルートには飛沫感染と空気感染があります。マスクを着用することで、感染リスクを減らすことができます

 

ノロウィルスが猛威を振るう冬季は、様々な感染症が流行る時期でもありますし、日頃からマスク着用を心掛け、ウィルス感染を徹底的に予防しましょう!

 

参考:ノロウイルスの感染はハイターで防げる!正しい消毒方法

ノロウィルスは怖いのです!

ノロウイルス 空気感染毎年、毎日のようにTVや新聞、学校や職場、身近なところでノロウィルスへの注意喚起がなされています。

 

それだけでも、いかにノロウィルスが怖いものなのか想像できますが、その怖~いノロウィルスの威力についてもう一度おさらいしておきましょう!

ノロウィルスは非常に感染力が強い

ここまでの説明でも、ノロウィルスの感染力の強さが伺い知れたかと思いますが、もっと具体的に!

 

ノロウィルスは飛沫や接触を経て、ウィルス10~100個程の物が口に入るだけで感染してしまいます

 

10~100個と言われても、目に見えて数えられるものではないのでピンときませんよね…。ノロウィルス感染者の吐物・糞便1g中には、10億個ものウィルスを含有していると言われています

 

1g10億個中の10~100個と言ったら、その威力の凄さを容易に想像ができますね。

アルコール消毒への耐性が強い!

ノロウィルスの予防、除菌や手洗いで消毒をオススメしましたが、アルコール消毒に対しては比較的抵抗性が強いと言われています。

 

ノロウィルスに最も有効ものは、次亜塩酸ナトリウムでの消毒とされています。自宅の掃除の際や、外出先での消毒に使用すると良いでしょう。しかし、手洗い後の消毒に対して、次亜塩酸ナトリウムでは手荒れを誘発してしまうため、アルコール消毒が妥当と考えます。

 

次亜塩酸ナトリウムの消毒は市販品も販売されていますので、流行りだす前に、ドラッグストアなどで購入しておくと良いでしょう。

 

家庭用の塩素系漂白剤の中には、5%程の次亜塩酸ナトリウムを含んでいる物もあります。これを水で薄めて使用するのも有効です。

有効なワクチンや薬がない!

毎年、日本中でこんなにも騒がれるノロウィルスですが、現段階では未だ研究段階で、有効なワクチン・薬はありません

 

従って、ノロウィルスに感染したからと言って、特別な治療を受けられるわけではなく、その他ウィルス性胃腸炎同様、充分な水分補給をしながら、症状が落ち着くのをじっと耐え忍ぶしかないのです。

変異を繰り返し進化し続けています!

最近では2015年の発表が記憶に新しいと思いますが、新型ノロウィルスという言葉を、数年に一度耳にしたりしませんか?そう。ノロウィルスはその強い生命力で、変異を繰り返し、パワーアップし続けているのです

 

ノロウィルスは人から人へと感染を繰り返し、人間の小腸皮細胞内だけで増殖します。しかし、一度感染してしまうと、人間はノロウィルスへの免疫を持ってしまいます。

 

ノロウィルスは増殖場所を失ってしまうことになりますから、変異を繰り返し、進化し続けるのです。新型ノロウィルスと呼ばれるものに対して、当然ながら誰も免疫を持っていません。それが猛威をふるって感染を拡大させる理由でもあります。

まとめ

いかがでしたか?毎年のことですが、秋の終わりごろノロウィルスという言葉を聞くと、身がピリッとしますよね。

 

私たち若く健康な者にとってノロウィルスは、特別な治療をせずとも、ウィルスを外へ排出することで症状は徐々に良くなるとされています。しかし、免疫力の弱い乳幼児や、高齢者、持病を抱えている人にとっては、命の危険を伴う怖い感染症でもあります。

 

一人一人が、ノロウィルスに対しての関心を持とことで、感染拡大を防いでいきたいですね。いざと言う時のために、職場や学校、ご家庭でも、もう一度ノロウィルス対策について情報をシェアしておきましょう!

 

参考:ノロウイルスの疑いで検査が出るまで出勤停止?検査の費用はいくらかかる?