スポンサーリンク

 

誰でも一度は気にしたことがある血圧。健康診断で、測定する機会も一年に一度はあるので、気にはなりますよね。特に、「血圧が少し高いですね」なんて病院で言われたら、気にせずにはいられません。糖尿病などとともに、生活習慣病としてよく聞く高血圧。

 

しかし、このような病気とは関係なく、血圧が上がってしまうこともあるんです!めずらしいことではなく、きっとあなたも経験したことがあるのではないでしょうか。

 

「簡単に血圧が下がったらいいのに」

 

と思ったことのある人もいることでしょう。そんなあなたへ、血圧がすぐに下がる、とっておきの方法をお教えしましょう!

 

スポンサーリンク

 

血圧を下げる即効性の高い方法とは

血圧を下げる方法 即効性私たちが、何かショックを受けたとき、血圧は上がります。

 

「合格発表の掲示板に、私の受験番号がない」

「あんなに仲が良かったのに、友達に無視された」

 

なんてことでも、血圧は上がるものです。中には、「そんなことで?」と思った人もいるかもしれません。

 

でも、血圧はそれだけデリケートなものなんだ、と今覚えてください。血圧を下げるなんて、難しそうだ、と思っている人もいるかもしれません。ところが、実は即効で血圧を下げる方法があるんですよ

歩く

運動すると、血管は拡張して、自然と血圧が下がるようになっています。これだけでも効果がわかるのですが、それだけではありません!ふくらはぎは第二の心臓、という言葉、聞いたことはありませんか?

 

実は、歩いて足の筋肉を使うことで、ふくらはぎの筋肉は、足に溜まった血液を心臓の方へ送り返すという働きをするのです。

 

デスクワークをしている人の足がむくみやすいのは、ずっと足に血液が溜まった状態だから、ということです。たしかに、デスクワークをしていれば、歩くという機会は少ないですよね。

 

もしもデスクワークのように、ずっと座っている人の血圧が上がった場合は、歩くだけで改善すると言われているんですよ!

横になる

体の中では、すべての司令塔である脳へ血液を送り続けることが一番大事なこと。脳がしっかり働かなければ、私たちは何もできないと言って良いでしょう。

 

そのことは、私たちの体自身が、しっかりわかっているのです。血圧が高い人の体内では、脳へ血液を届けるために、傷ついたりこぶができたりして通りにくくなった血管を、必死に圧力をかけて通らせます。

 

しかし、横になってみるとどうでしょう。横になると、脳と心臓の高さが同じになりますね。すると、無理やり圧力をあげて通らせようとしなくても、すんなり脳に血液が届くのです

深呼吸する

何かにずっと集中していると、交感神経が刺激されて、血圧は上がってしまいます。

 

こんなとき、ゆっくりとお腹から息を吸って、吐いて、と深呼吸すると、血圧が少しずつ下がってくるんですよ

 

休憩時間中にでも、少し深呼吸して落ち着きましょう!

足を温める

寒いときに、外に出ると、グーッと体が縮こまる感じがしませんか?それは、寒さが血管を収縮させてしまうからなんです。それだけでなく、寒さは、血管を収縮させます。その結果、血圧が上がってしまいます。

 

寒いとき、一般的にはコートを着たり、マフラーを巻いたり、手袋をしたり、耳あてをしたり。上半身はしっかり防備するのですが、それと比べて足元は冷たいことがありませんか?足元が冷たいということは、先ほどお話しした第二の心臓が機能しないということ。

 

そして、寒さで血圧が上がっているということなのです。寒さが原因の血圧上昇を避けるには、足元を温めましょう

 

靴下を1枚多くはくだけでも変化がありますし、寝るときには湯たんぽなどでしっかり温めるようにすると、ちゃんと血圧はさがりますよ!座って仕事をしている場合でも、足元をしっかり温めるようにすると良いでしょう。

スポンサーリンク

ツボを押す

血圧を下げる方法 即効性出典:https://goo.gl/dRK4uW

手の甲を見てください。親指の骨と、人差し指の骨が交わる点がありますよね。その点の少し上の、くぼんだところに、合谷(ごうこく)というツボがあります。両手のこのツボを、5回ほど強く押します。すると、何だか気分が落ち着いて、血圧も下がります

 

歩くだけ、横になるだけ、温めるだけ、押すだけ。

 

「こんなことで血圧が下がるなんて、思っていなかった!」

 

という方法ばかりですよね。横になる、深呼吸する、足を温めるという方法は、夜寝る前に一緒に行うと、さらに効果を発揮しますよ!

やってはいけない!危険な方法

血圧を下げる方法 即効性

「血圧が高いって怖いことなんだ、早く下げなきゃ!」

 

と思って、誤った方法をとると、命の危険もあります。

 

これから紹介する方法は、決して真似しないでください。

お酒を飲む

たしかに、酔っている間は血圧が下がっています。しかし、完全に酔うまで飲み食いしている間は、実は血圧は上昇しているんです!飲酒によって血圧が下げるのは、本当に一時的なものです。酔いがさめたら、元に戻ってしまいます。

 

「お酒を飲んだら、血圧が下がるらしいぞ!」なんて間違った考えで、お酒を飲み続けたら、高血圧以外の病気にもかかりかねません

 

はっきり言ってしまえば、血圧を下げるための飲酒は効果がなく無駄なことです。

お風呂につかる

お風呂は、入るまでに服を脱いでいきますね。そのときの寒さで血圧があがります。お湯に入るときには、今度は熱さで血圧があがるのです。湯船につかっているあいだは、血圧は下がるものの、お湯から上がれば寒くてまた血圧が上がってしまいます。

 

このように、血圧が上がったり下がったり振り回されてしまいます。血圧が高いというのも、体にとっては異常事態です。血圧の上げ下げで振り回し、変に刺激を与えることは、体には毒だと思いませんか。

そもそも、どうして血圧は上がるの?

急に血圧が上がった、というときは、ストレスや感情による交感神経の興奮が原因であることが多いと言われています。交感神経は、私たちが活動している、興奮している、ストレスを感じている、などといったときに活発になるのです。

 

よって、「あの人またあんなこと言って!」とイライラしたり、「ミスして上司にひどい怒られ方をした」と悲しくなったりしたときに、血圧が一気に上昇すると言えるのです。

 

自分では予想もしなかったタイミングで、心が何らかの衝撃を受けると、血圧はどうしても上がってしまいます。そんなときには落ち着いて、少し大きく息をしてみましょう。血圧も下がってきますし、気持ちも落ち着いてくるはずです。

 

また、このような感情の動きに関わらず、急に血圧が上がってしまう場合は、自律神経失調症である可能性があります。何か変だ、と思うことがあれば、病院を受診するのが良いでしょう。

 

参考:血圧の数値で下が高い場合の考えられる原因や正しい対処法は?

まとめ

ここまで、上がってしまった血圧を下げる方法をお話ししてきました。

 

歩くと、足に溜まっていた血液が心臓に戻る助けになります。横になれば、心臓と脳の高さが同じになって、血液が流れやすくなります。深呼吸すれば、少しずつ血圧が下がってきます。

 

足を温めると、第二の心臓が動きだし、血液の流れをスムーズにしてくれます。このような簡単なことで、上がってしまった血圧を下げることは出来ますよ!方法を覚えておけば、安心ですよね。

 

血圧が高いということには、もちろん病的なものがあります。先ほど少し触れた統合失調症もそうですが、高血圧など重大な症状の場合もあるので、少しでも変だと感じたら、受診すると良いでしょう。

 

参考:これで解決!下の血圧を下げる方法

 

スポンサーリンク