下痢 食べ物 食事

下痢でお腹が痛い、食事なんてもってのほか!

 

なんて時でも、下痢が続いている時だからこそ栄養補給は大切です。

 

とはいえ食欲が無いときに無理に消化に時間がかかるものを食べるのも、無駄な体力消耗につながります。ここでは効率よくエネルギー補給につながり、体調を整える食事メニューを紹介します。

 

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下痢にも種類がある!場合によっては食べ物で悪化も?!

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お腹が痛くなってトイレに行ったら便が水っぽい。症状は同じでもその原因などで下痢の種類は分けられます。

 

ここではまず下痢の種類を理解し、自分に当てはまる下痢に対する対策をしていきましょう。

下痢の種類と原因

急性下痢

1,非感染性下痢
文字通り急に下痢になったにも関わらず、ウイルスや細菌などの感染が無いものです。その原因としては、寝冷え、暴飲暴食、抗生物質などの薬によるもの、食品アレルギーなどが挙げられます。2,感染性下痢
こちらは、ウイルスや細菌などの感染が原因となっているもので、下痢の他に発熱や嘔吐などの症状を伴うことがあります。一般的に嘔吐物や便に原因菌が含まれるため、接触により感染するとされています。

慢性下痢

3週間以上下痢の症状が続く場合を、慢性下痢と呼びます。その症状は常にトイレから出られないほどの下痢が続く、という訳でなく、何かの原因がきっかけとなり下痢を起こしたり起こさなかったりを繰り返します

 

原因としてはストレスなどの心因性のものと、食べ物が原因となる場合などがあります。厄介なのが食べ物が原因となる場合で、お腹に良いと思って食べているものが、実は慢性下痢を起こしていたなんて、まるで本末転倒です。

下痢を起こしやすい食べ物

  • コーヒーや唐辛子などの刺激物
  • 脂っこく消化しにくい食べ物
  • お酒の多量接種
  • 乳製品(乳糖アレルギーである場合)

 

特に乳製品のヨーグルトなど、お腹に良いと思って食べているものが、実は乳糖アレルギーで下痢の原因になっていた、ということもあります。乳製品を摂ると頻繁にお腹を下す場合、血液検査などでアレルギーチェックをしてもらうことも大切です。

下痢のときに効果的な食べ物

下痢の時大切なことは、言うまでもなく水分摂取です。自分が感じている以上に水分が体から失われると思って、危機感を持ちましょう。

 

さらに、下痢の際に失われる水分は、ナトリウムやカリウムなど体にとって必要なミネラルを多く含み、これらのミネラル分のバランスが体内で崩れてしまう事により、最悪死に至ってしまいます。

 

下痢の時、食欲が無いといっても、必ず水分補給だけはするように。おすすめは、熱中症対策などで奨められている、経口補水液です。ミネラル補給をしっかりとして、脱水症状を防ぎましょう。

下痢の時積極的に摂りたい食品

感染性下痢の場合、細菌やウイルスが原因の下痢の場合、とにかく原因菌を体の外に出す事が大切です。無理に食事をとるよりも、必要最低限の栄養をとるようにしてください

 

その際も脱水に注意して、経口補水液で水分補給をしましょう。

 

それ以外の下痢の場合のときは先ほど挙げた、下痢を起こしやすい食べ物を避け、出来る限り消化のいい食べ物を心がけましょう。しかしここに挙げる食べ物でも、自分のアレルギーを起こす食べ物は選ばないように。

 

大切な事は、胃腸の調子を整えながら効率よくエネルギーを摂取する事です。その際に選ぶべき食材は、「炭水化物」です。炭水化物は比較的消化に時間がかからず、エネルギー源としてピッタリです。

 

参考:えっ?突然黒い下痢が…この症状の原因や病気の可能性は?

炭水化物のオススメ順

白粥 >良く煮たうどん >白ご飯 >玄米粥 >そば、パンなど >>>玄米

ただし白粥は食べやすいからといってしっかり噛まずして飲むように食べてしまうと、逆に胃腸に負担をかけてしまいます。

 

ゆっくりと噛んで食べましょう。また同じお粥でも玄米粥は、玄米が消化にエネルギーをようするため下痢時には不向きです。そば、パンなども消化に悪いため、胃腸が弱っているときは避けましょう。

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フルーツの選び方

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フルーツはそれ自体に酵素が豊富であるため、体の消化酵素を消費せずして消化出来る分、体力消耗をせずに栄養を摂取出来ます。

 

それのみならず、フルーツに含まれる消化酵素により、胃腸の状態も正常化していきます。

 

ただし体を急激に冷やすものも存在するため、下痢が悪化する可能性もあります。ここでは下痢のときに選びたい果物を紹介します。

リンゴ

風邪のときに良くお母さんがすり下ろしてくれたイメージのあるリンゴですが、やはり納得のいく理由がありました。

 

特に酸味の強いリンゴには消化酵素が豊富で、下痢のときには是非おすすめしたい食べ物です。しかし時間がたつとすぐに酸化してしまうので、すり下ろす場合は直後に食べる様にしましょう。

キュウイ

意外な食材かもしれませんが、タンパク質を消化する強力な消化酵素を含んでいます

 

その酵素が、「アクチニジン」という成分で、主な肉類、卵やチーズなど、様々食品の消化を助けてくれます。肉を食べ過ぎたときの下痢時など、積極的に摂りましょう。ただし食べ過ぎは胃腸を冷やすのでほどほどに。

メロン

高級レストランで食事をした際、デザートで良く出てくるメロンですが、これにもしっかりとした訳があります。

 

メロンには「ククミシン」というタンパク質を主に消化する酵素が豊富に含まれており、消化を助けてくれます。思えばフルコースの料理など、多量に食べているにもかかわらずそれほど胃もたれにつながらないのは、先人達がこういった酵素類をうまく食事に取り入れているからなのでしょう。

 

こちらも体を冷やしてしまいますので、多量には食べず少量にとどめましょう。糖類含有率も高く、エネルギー摂取にも最適です。

バナナ

風邪などの体力消耗時、食べ易さから選ばれがちなバナナですが、実はこちらは下痢のときはあまりお勧め出来ません

 

バナナにも消化酵素が豊富なため、一概にダメとは言えませんが、不溶性食物繊維を多く含むため下痢を悪化させる場合もあります。この不溶性食物繊維は便秘時には有効ですが、腸を刺激してしまう作用があります。

 

参考:緊張したらスグに腹痛が!吐き気や下痢を抑える対処法は?

理想の食事メニュー、簡単レンジでお粥

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下痢のときはただでさえ食欲も減退していますが、一日1食でもいいので次に挙げるような食事メニューを参考に栄養補給をしてください。

オススメ献立

【お粥、お味噌汁(具はワカメ)、梅干し、リンゴのすり下ろし】

お味噌汁の味噌には植物性乳酸菌が豊富であり、ワカメには水溶性食物繊維やミネラルが豊富です。下痢のときに失われる水分とミネラルを同時に摂取できます。

 

梅干しに豊富に含まれるクエン酸には、腸内の悪玉菌の繁殖を抑える作用があります。お粥にいれて食べるのも味のアクセントになっていいですよね。

 

また、体力消耗の時におなじみのお粥ですが、お鍋で作るとなると面倒くさい、なんてことも元気のないときには思ってしまいがちです。ここではレンジで簡単にお粥を作る方法を紹介します。

レンジで簡単粥の作り方

材料(一人前)
ご飯:お好みの量
水:ご飯が浸る量(だし汁でも可)

作り方

  1. 耐熱の器にご飯を敷き詰め、ご飯がしっかりと浸る量の水をいれます。
  2. 電子レンジ500Wで、3〜4分温めます。
  3. お粥の水分量を調整して、三分粥や七分粥などのアレンジもできます。

お粥に入れる具材としては他にも、卵やお豆腐などがオススメです。

まとめ

下痢になると精神的にも辛くなり、何もしたくない、何も食べたくない、と弱ってしまう方もいるかと思います。

 

普段は元気で体力もある若い人ですら、下痢によって失われる水分やミネラル分は多大なものであり、最悪死を招きかねません。

 

どんなにしんどいときでも、水分摂取だけはしっかりと。少し余裕が出て来たら、記事で紹介したような消化の良い食べ物を選んで食べる様にしましょう。

 

参考:嘔吐や下痢の時に効果的な食事は?原因の食事を特定する方法も