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「痛っっ!!」

 

うっかり爪を切りすぎてしまったり、割れた爪を自力で剥がそうとして、剥がしすぎてしまったり…深爪と言う名の不運なアクシデントは、ふとしたタイミングで訪れます。

 

深爪になると、軽い手仕事にも鋭い痛みを伴ってままならず、足を深爪すると、スポーツどころか歩くことさえ一大事ですよね。深爪になってしまった自分を責め、深爪になってしまったタイミングを呪い、とにかく一刻も早く爪が伸びますようにと、爪の成長を祈る毎日。

 

それ程に辛い深爪!!

 

また、日頃気にも留めなかった、健康な手先・足先のありがたさ、そして爪の担う役割の偉大さに、改めて気付かせてくれるのもまた、深爪だったり。

 

「深爪になってしまった!」

 

と言う時に、ご自分でできる「深爪の正しい治し方」いついてご紹介していきたいと思います。

 

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深爪の正しい治し方

深爪 治し方普段、何となくそこに生えている爪ですが、爪にはちゃんとした役割があります!

 

手の爪には、指の腹の部分にかかる力を支える役割があり、つまむ、掴む、などの動作に係る力を爪が支えてくれています

 

また足の爪には、体を安定して支え、歩く時につま先に係る力を支えてくれる役割があります。私たちが生活する上で、欠かせない、大きな役割が爪にはあるのです!

 

ですが、深爪により痛みが伴うと、爪の充分な働きが発揮できず、生活動作が非常に困難になってしまいます。

 

普段爪に守られている皮膚が、深爪によってに露出してしまうと、爪に隠れていた皮膚は非常にデリケートであるため、細菌に感染し、炎症や化膿してしまうこともあるのです

 

深爪になってしまったら、適切なケアで痛みを和らげ、また、大事に至らぬよう、炎症や化膿を防ぐ必要があります。では早速、深爪の正しい治し方について見ていきましょう!

止血し患部を保護する

深爪によって、出血が見られる場合は、まず止血することが大切です

 

患部を消毒液で消毒し、止血効果・皮膚の保護効果のある、ワセリンを塗布します。その上からガーゼ保護し、テーピングで固定しましょう。外気に触れることの多い手の指先や、一日の大半を、常に蒸れやすい靴や靴下の中で過ごす爪先は、細菌感染しやすいと言えます。

 

消毒や、ワセリン・ガーゼで保護することによって、細菌感染から守ることができます。またガーゼを巻くことで指先・爪先にかかる衝撃を緩和することができます。

 

深爪が回復するまでは、毎日続けるようにしましょう!また、ハンドクリームを使って、手全体の保湿をすることもオススメですよ!

患部を冷やす

ズキズキとした痛みがある場合は、患部を冷やすことをお勧めします。冷やすことによって、痛みを麻痺させる効果が期待できます。

 

ここで注意したいのが、必ず、保冷剤や氷で冷やすようにしましょう!慌てて冷湿布など充てないようにして下さいね。冷湿布は患部の痛みを悪化させてしまったり、刺激が強く、かぶれの原因になってしまいます。充分気を付けて下さい。

患部へ圧力の掛かる靴は控えましょう

私たちの日常で欠かすことのできない歩くという動作。爪先への負担は計り知れないものです。

 

こんな時、爪先の幅の細い靴や、爪先に体重の掛かるハイヒールなどを履くことによって、爪先に圧力がかかります。血流の悪くなった患部は、回復が遅くなり、また、爪が皮膚に食い込むことで、化膿や炎症を起こし症状を悪化させてしまいます

 

症状が悪化してしまうことで、最悪、手術や、爪を剥がしての治療を行うなど、治療も大掛かりになってしまう恐れがあるため、症状がなくなるまでの少しの間、圧力の掛かる靴は控え、ゆったりとした靴を選ぶようにしましょう!

クエン酸を使って治す

特に足の深爪は、爪が食い込んでしまう場合があります。そのような場合、殺菌作用のある、クエン酸での治療がオススメです。爪の隙間にクエン酸を埋め込んで、殺菌します。

 

準備するものは、クエン酸と糸ようじのみ!どちらもドラッグストアで手に入れられる、手軽な方法です。

 

まずは、糸ようじの反対側、ピックの部分を、食い込んでしまっている爪の下に潜り込ませます。そのまま外側に軽くはじき、食い込んでいた爪を外に出しましょう。

 

外にはじき出せたら、爪と皮膚の間にクエン酸を埋め込んで処置完了です!

 

クエン酸の持つ殺菌作用で患部を清潔に保ち、症状の緩和や回復を補助してくれる働きが期待できるのです!

爪を伸ばす

爪を伸ばすと言うは易しですよね。

 

「なかなか伸びなくて困っているのに!」

 

と言う声が聞こえてきそうですが。(実際、爪の成長は1ヶ月でようやく3ミリと言われています。)

 

でも、爪の成長に効果的とされることを取り入れながら、爪の成長スピードを速めることは可能だと思いませんか?

 

まず、爪の成分はケラチンと呼ばれているタンパク質です。バランスの良い食生活を基本に、タンパク質を意識的に摂ってみる!プラスして、タンパク質の働きを助ける、ビタミンB群を摂ると効率よく補えそうです。

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また、血行を良くすることで、爪の成長を早めることができるとも言われています。保湿クリームを塗るついでにマッサージしてみたり、血行の良くなる入浴中に手のマッサージをすることで、新陳代謝もUPさせ、より効果的です。

ネイルサロンでケアしてもらう

ネイルサロンに行ったことのある人ならスカルプチュアという言葉を聞いたことがあるのではないのでしょうか?スカルプチュアとは、アクリル樹脂を用いた人工爪です。

 

このスカルプチュアが、深爪にどう効果を発揮するのかと言うと、爪にスカルプチュアを装着することで、その場で長い爪ができてしまうのです!

 

こうして、自爪を保護しながら、本来の爪の長さまで爪が伸びてくるのを待つという画期的なケア方法です。そして無事爪が伸び、深爪が治まったら、スカルプチュアを除去しましょう!

深爪になる原因と対策

深爪 治し方

さて、深爪になってしまった時の治し方についていくつかご紹介しましたが、今度は深爪になる原因を探りながら、対策を考えていきたいと思います。

 

実は、深爪って癖のように繰り返してしまう人が多いのです!その原因は一体何なのでしょうか?繰り返さないために、注意できることはあるのでしょうか?

爪を切りすぎてしまう

深爪の原因の中では、これが一番多いのではないでしょうか?よそ見をしてしまい、うっかり切りすぎてしまうこともありますし、爪切りに慣れていないお子様などは、爪の切り方を誤っている可能性があります。

 

正しい爪の切り方を学んで、爪の切りすぎを防ぎましょう!

 

まず、爪を丸く弧線状に切るのはNGです!爪の角は切らず、まっすぐ切ります。白い部分を1㎜程残すことが理想です。爪の角の部分はヤスリを使って滑らかに削っておくと、ひっかりも少なく安全だと思います!

 

少しでも爪が伸びると気になってしまう人は、爪切りは使わず、ヤスリを使って削りながら短くする方法を試すと良いでしょう。お風呂上りは爪が柔らかくなっているので、切りやすく、深爪のリスクも少ないのでオススメです!

爪を噛んでしまう癖がある

無意識に爪を噛んでしまう癖があると言う人も多いのではないのでしょうか?

 

爪を噛む癖には、もしかしたら本人も気付いていない、精神面での理由があるとされています

 

小さなお子様の場合、愛情不足からくる寂しさの表れであったり、欲求不満などが爪噛みとして表れます。自傷行為の一つですので、爪噛みに気付いたらお子様の心と向き合い、お子様の抱える不安を解消してあげることが必要です。

 

大人の場合、子供同様、欲求不満の表れであったり、情緒不安定、苛立ちなどが原因と考えられます。社会人になると、自分の気持ちにブレーキをかけなくてはならない場面が多々あります。

 

上手にコントロールしているようにも見えますが、心の中では、我慢という言葉と本音という言葉がせめぎ合っています。そこから生まれる欲求不満や、情緒不安定、苛立ちが爪噛みとして表れるのです。

 

爪噛みには、緊張やストレスを和らげる効果があるため、その時の精神状態が無意識に爪噛みという行動として表れてしまうのですね。

 

そんな、爪を噛みからの深爪対策には、爪の先にテーピングを巻くことがお勧めです。テーピングを巻いておくことで、無意識に爪を噛みそうになっても、一旦、躊躇する習慣がつくからです。

 

深爪の治し方でも紹介しましたが、ネイルサロンでスカルプチュアを装着するのもオススメです。スカルプチュアをは堅い素材でできていますので、簡単噛むことはできません。

 

深爪対策として、2つ程ご紹介しましたが、爪噛みには精神的な原因も関わっているので、改善見られない場合は心療内科の受診し、根本的な改善が必要な場合もあります。

激しい運動も深爪の原因

深爪と運動と何の因果があるの?そう思いますよね。

 

先にもお話ししましたが、特に足の爪には体を支える役割があります。体を支えるという事は、体重による圧力がそこに掛かります。激しい運動をすることで、体重の他にも外的な負荷・刺激が加わって、深爪を引き起こしてしまうのです!

 

対策としては、自分の足型にあったゆとりのある靴を履くことが大切です。更にクッションのきいた靴下を選び外的な衝撃を和らげましょう。また、激しい運動により、過度な負荷のかかった足を休ませ、クリームなどでマッサージすることも効果的です。

まとめ

いかかでしたか?

 

痛く辛い深爪の解決にお役に立てたら幸いです。

 

何の処置もせず、深爪を放っておくと重症化し、手術を行わなくてはならない状況になる場合もあります。

 

深爪になってしまったら、ご紹介した例を参考に応急処置をして頂けたらと思います。もし経過の中で悪化してしまったら、直ちに皮膚科を受診し、適切な処置をしてもらって下さい。

 

私たちの日常生活をひっそりと支える、縁の下の力持ち。日頃のケアで、爪を労わり快適で快活な毎日を過ごしたいですね!

 

参考:深爪で爪先が痛い時の対処法は?深爪しない為にできること

 

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