右脇が痛いという症状が出た場合には、病気の場合と筋肉の疲労の場合両方が考えられます。

 

筋肉の疲労の場合は、生活習慣や運動によるアプローチが必要ですが、病気となると病院での診察、場合によっては手術が必要なケースもあるので注意が必要です。

 

今回は、右脇が痛い場合に考えられる病気と、その原因についてわかりやすく、そして詳しく解説していきますね。

 

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右脇が痛い場合に一番に考えられる原因とは?

右脇が痛い右脇が痛い場合に一番最初に考えられるのは、筋肉痛や筋肉疲労です

 

まずは筋肉痛ですが、脇の下の筋肉は特にデスクワークなどをしていると、腰から上だけでパソコンのキーボードを操作、書類を手書きといったように、あまり普段筋肉を使わないので、少しの運動によって、筋肉痛になってしまう可能性があります。

 

スポーツは基本的に全身の筋肉を使うものが多いので、他の部分は大丈夫でも、脇の下をひねる動作が続くと、いつも使っていない脇の下の筋肉が伸び切ってしまい、その後一気に収縮することで、ひどく痛んでしまうのです。
※筋肉は激しい運動などで伸びた後に縮む性質があります。

運動しないことで起こる筋肉疲労の原因

また、スポーツや運動をしていなくても、運動不足による筋肉の疲労で痛みが出てくることもあるのです

 

どういうことかというと、全身には血管とは別にリンパ節という老廃物を流し、新しい細胞を作るための栄養を運ぶ管が通っているのですが、血管が心臓をポンプのように動かして血液を流すのに対して、リンパ節はポンプの役割を担うものがなく、筋肉の動きによって流れが促進されます。

 

そのため、長い間筋肉を動かしていないとリンパの流れが悪くなり、栄養を十分に細胞に供給できずに、筋肉がダメージを受けたまま回復しないという状態となり、結果として、ボロボロの状態で筋肉が働き続けることとなってしまい、痛みなどの症状が出ることがあるのです

 

この場合には、適度な運動や血行を促進させるために温める必要があります。とはいえ、いきなり動かすと筋肉痛となってしまうので、軽いストレッチから初めて、決して無理はしないようにしてください。

 

また、体を温めることでリンパの流れも活性化されるので、1日の終りにはゆっくりと湯船に浸かって温まりましょう。
※シャワーでは、体の一部しか温まらないので、リンパの流れを活性化させることはできません。

右脇が痛い場合に考えられる病気とは?

右脇が痛い右脇が痛い原因で他に考えられるのが何らかの病気にかかっているということで、その場合には専門のお医者さんによる診察を受けて、早期に治療する必要があります

 

筋肉痛や筋肉疲労以外で右脇が痛い場合には、内臓の病気が関係して痛みの症状を起こしている場合があるのです。

 

特に右脇が痛い場合ですが、右脇には大切な働きをする臓器が集まっているので注意が必要となります。右脇が痛い場合に考えられるのは以下の病気です。

 

  • 胆石症(たんせきしょう)
  • 帯状疱疹(たいじょうほうしん)
  • 腎結石(じんけっせき)、尿管結石(にょうかんけっせき)
  • 腎盂腎炎(じんうかんえん)

胆石症(たんせきしょう)

肝臓で作られる消化液の胆汁(たんじゅう)が固まって石のようになり、血液の流れを悪くしてしまう病気です

 

胆汁は脂肪などを消化するために分泌されるものですので、胆石ができる原因は油の多い食事やコレステロールの摂りすぎ、また、生まれつきの体質によってできやすい方もいます。

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初期段階では、痛みの症状は少なく、右脇に違和感があるくらいですが、症状が進行すると激痛が走ることがあるので注意が必要です

 

まだ、胆石が小さい場合は、衝撃波を外部からピンポイントで当てて砕く治療ができ治りも早いですが、胆石が大きくなってしまうと、手術による摘出が必要となります。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹は子供の時になった(みずぼうそう)のウイルスが、皮膚の中に潜んでいて、大人になってから活性化することで起こる皮膚の疾患です

子供の時になった水痘と同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、神経の付け根に残っていて、体調が悪いと活性化され、1本の神経支配領域に添って出来ます。

経過は多少ずれることがありますが、普通は3~5日位で皮膚の表面に現れて初期は赤い皮疹を作り1~2日位すると水膨も出来ます。
引用元:ちかかね皮膚科

※水痘(すいとう)とは水疱瘡などの総称です。

原因は、免疫力の低下によるウイルスの活性化なので、過労やストレスなどで体力が落ちている時に不意に現れます

 

赤みがかった吹き出物が皮膚の表面に現れて、かゆみや痛みという症状がでますが、皮膚表面に症状が出る病気なので、内臓疾患よりは治療がしやすく、早めに治療することで、悪化するのを防ぐことができます。

 

子供の時に水疱瘡にかかったことがある方は要注意で、症状が比較的わかりやすいので早めに病院へ行きましょう。

腎結石(じんけっせき)、尿管結石

腎臓に結石と呼ばれるカルシウムの固まりができる病気です

 

結石ができる原因は、肉など脂肪の多い食生活なので、日頃から高コレステロールのメニューを食べている方は結石ができやすいので注意しましょう

 

腎臓は体の中央から右にかけて配置されているので、右脇が痛いという症状が出やすくなるのです。

 

また、腎結石そのものは痛みがなく、その下にある尿管(尿が通る管)に落ちて詰まることで突然大きな痛みに襲われるのが特徴で、これを尿管結石といいます。

 

尿管結石になると立っていられないほどの激痛で、救急車によって運ばれる方が多いです。症状が出てから自力で治すことは、痛みの具合から見ても不可能なので、普段から健康的な食生活を送ることが一番の予防です。

腎盂腎炎(じんうかんえん)

比較的女性に多い病気ですが、腎臓に細菌が感染し炎症を起こす病気です。

 

腎臓は尿を作る臓器なのですが、仕事で長い間排尿をがまんすることにより、尿道の流れが悪くなり、その結果として尿道などから細菌などが侵入することが原因で、炎症を起してしまいます

 

女性の方が腎盂腎炎になりやすいのは、尿道から腎臓まであまり距離がないので、細菌が侵入しやすいためです。

 

早期の治療で比較的簡単に治る病気ですが、症状が進行すると入院も余儀なくされてしまうので気をつけましょう。

右脇が痛い原因は食生活が原因のことが多い

右脇が痛い肝臓で胆汁が固まる胆石症や、腎臓の腎結石など、右脇が痛い場合の原因のほとんどが、毎日の食生活で脂身の多い高コレステロールの食事を摂っていることなので、日頃から食生活に気を配ることが大切です

 

また、初期段階で適切な治療を受けることで症状の悪化を食い止めることができるので、上にあげたような症状が現れたら、早めにお医者さんの診察を受けて下さい。

 

脂身の多い食生活を送っていると、右脇が痛いという症状だけでなく、体のあらゆるところに悪影響を及ぼすので、食生活はもちろん定期的に健康診断を受けて、自分の体の状態をチェックすることも大切です。

 

参考:脇にできたしこりが痛い場合と痛くない場合の原因と病名は?

まとめ

右脇が痛い場合は、高コレステロールの食事による脂肪の固まりが詰まって起こる病気が多いので、日頃から食生活に気をつけることが大切です。

 

それでも症状が出た場合には、早めに病院で診察を受けて治療することで、重症化することを防ぐことができるので、一刻も早くお医者さんの診察を受けましょう。

 

参考:左脇が痛い!これって何かの病気?原因は?