朝起きたら喉が痛い昨日まではなんともなかったのに、朝起きたら喉が痛いという場合には、ある程度原因が絞られるので、事前に対策を講じることで防ぐことが可能です。

 

喉が痛いと集中力が乱れて、仕事や家事もやる気が起こらないので、今すぐにでも治したいと切実に思われることでしょう。

 

今回は、朝起きたら喉が痛いという症状を防ぐための具体的対処法と、一番の原因を詳しく解説するとともに、実用的な対処法もご紹介していきます。

 

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朝起きたら喉が痛いのを防ぐ対処法

朝起きたら喉が痛い朝は(次の項目で詳しく解説しますが)体の免疫機能が一番不安定になっている時です

 

朝の身体は非常にデリケートで、それは喉も同じですから、原因を事前に取り除くことで朝起きたら喉が痛いという症状を防ぐことができます。

 

喉の痛みを引き起こす主な原因は以下の5つです。

 

  • 空気の乾燥
  • ハウスダストやホコリ
  • 口呼吸(いびき)
  • 鼻詰まり
  • リンパ腺の腫れ(詰まり)

 

まず、空気の乾燥ですが、夏は冷房、寒くなると空気が乾燥するので、眠る前にマスクを着用し、朝起きたらすぐにうがいをすることが効果的です。マスクは顔に隙間なくピッタリとフィットする立体的なものを選ぶことで、寝ている間にズレて外れてしまうのを防ぐことができます。

 

さらに、うがいする際の注意点ですが、起きてすぐは長時間食物や飲み物の出入りが止まっているので、その間、唾液の分泌が少なくなって、口の中に細菌が大量に繁殖している状態です。

 

まず、下を向いた状態で水を含んでくちゅくちゅと口内をゆすいだ後、一度吐き出し、それから上を向いてガラガラうがいすることで、口の中の細菌が喉に付着するのを防ぎましょう。

 

また、ハウスダストやホコリは、昼間、家で人が動いている時は、空気の流れがあるので、空中に舞っているのですが、睡眠時は、空気の流れがないので、そのまま、顔や布団の上に降りてきます。

 

こちらも、睡眠時にマスクをすることでガードすることができますが、気をつけて頂きたい重要なポイントは、夜間に掃除機をかけないということです

 

掃除機をかけると、排気口から勢い良く空気が出てくるので、床にあるホコリまで上に舞い上がってしまい、朝、降りてくるホコリの量が倍増するので気をつけて下さい。

口呼吸と鼻詰まりの対処法

非常に厄介なのが口呼吸と鼻詰まりです。

 

この2つは、寝ている時には自分ではコントロールできないものですし、息苦しいと無意識のうちにマスクを外してしまうこともあるので、根本的な原因を改善する必要があります。

 

口呼吸(いびき)が原因の場合には、販売されている鼻腔(鼻の穴)を拡張する鼻に張るテープで改善される場合が多いので、ぜひ利用してください。

 

しかし、花粉やアレルギーが原因で鼻詰まりを起こしている場合は、鼻腔拡張テープは使えないので(アレルギー物質をもっと吸い込んで悪化します)、直接内部にスプレーするステロイド点鼻薬を利用するか、鼻うがいで内部の細菌を排出するという方法があります。

 

鼻うがいはぬるま湯で作った1%の食塩水(200mlなら食塩水は2g)を、コップから鼻の穴に流し込み、喉から吐き出すというものですが、効果は一回きりですので継続することが大切です

 

しかし、上手く喉から吐き出せないと途中で逆流して痛いので、慣れない方は鼻うがい用に販売されているキットを使った方がいいでしょう。(専用のキットなら、スポイトのように、勢い良く鼻へ洗浄液を流し込むことができるので、初めての方でもやりやすいです)

リンパ腺の腫れの対処法

最後に、リンパ腺の腫れ(詰まり)による扁桃腺(へんとうせん;のどちんこの左右にあるふくらみ)の腫れによる喉の痛みについて説明致します。

 

リンパ腺とは、血管と別に全身に広がっている管で、主な働きは老廃物を排泄し、栄養素を各臓器に運ぶ働きと、免疫機能で重要な機能を果たすリンパ球を貯めておくという働きがある大切な組織です。

 

しかし、血管と違い、ポンプの役割を果たす心臓がないので、非常に詰まりやすく、詰まってしまうと、その部分が腫れてしまいます。リンパ腺は筋肉を動かすことによって流れが良くなるので、毎日の適度な運動が詰まるのを防ぐ一番の方法です

 

リンパ腺の詰まりによって扁桃腺が腫れている場合には、リンパマッサージが効果的ですが、自分で行うのが難しいという方や、すでに扁桃腺が腫れるまで症状が出ているなら、大学病院などの大きな病院で、徹底的に検査を受けて下さい。

のど”にはいくつかのリンパ組織のかたまりがあり、体の抵抗力(免疫力)をつくるとともに、鼻や口から細菌が気管や肺へ侵入するのを防ぐ働きをしています。

これらのリンパ組織は扁桃といわれ、一般に扁桃腺と呼ばれる口蓋扁桃のほか、アデノイド(咽頭扁桃)、舌根扁桃、耳管扁桃などが”のど”を囲んでいます。口蓋扁桃、アデノイドは4~8歳の幼少時期に働きが最も活発で、大きさも最大になります。その後、年令と共に徐々に縮小して、大人では、ほとんど認められなくなるのが普通です。

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扁桃は、細菌の侵入口にある上に、表面に陰窩と呼ばれる穴がたくさんあるため細菌の巣になりやすく、本来、感染を防ぐ役割を果たしているにもかかわらず、かえって感染源になってしまう場合があります。

出典:岩佐耳鼻咽喉科

実はリンパ腺の腫れる原因は非常に多く、中には大きな病につながる場合もありますので風邪やアレルギーなどがないのに、扁桃腺の腫れがひかないという場合には、早めの検診を受けることを強くおすすめ致します。

 

参考:風邪の症状で喉が痛い時に飲んでおきたい飲み物は?

朝起きたら喉が痛い一番の原因とは?

朝起きたら喉が痛い夏の暑い季節には、寝苦しい夜にクーラーをかけっぱなしにすることが多いですね。クーラーのかけっぱなしで空気が乾燥し、喉を覆う粘膜が乾いてしまいウイルスへの抵抗力が弱くなって炎症を起こすことが原因となる場合があります

 

さらに、寒い季節は湿度が低くなるので乾燥しやすいので、季節を問わず乾燥によって、喉の粘膜がダメージを受けて炎症を起こすことにより、朝起きたら喉が痛いということになるのです。

 

なぜ、朝に症状がでるのかといいますと、夜は体を休めるための副交感神経が優位に働いているので、白血球の一種であるリンパ球というウイルスなど小さな外敵と戦う細胞が多く作られ、ウイルスに対する免疫力が高まっている状態になっています。

 

しかし、朝になると、逆の働きをする交感神経(体を活発に動かす神経)に、身体がスイッチを切り替えるのですが、交感神経が優位になると白血球の一種の顆粒球(かりゅうきゅう)という物質が多く作られるのです。

 

顆粒球は主にケガをした時など、物理的に身体がダメージを受けた時に侵入してくる細胞などに攻撃をする白血球で、口や鼻から侵入してくるウイルスに対しては働かないという性質があります。

 

朝は口や喉から入ってくるウイルスに対しての免疫力が低下するのに加え、起きてすぐは、自律神経のスイッチが切り替わる身体の免疫機能に一番スキが生まれるタイミングです。

 

寝ている間に降りてきた、天井からのホコリやウイルスを、朝一番に吸い込むことで、まだ免疫機能が万全ではない喉がダメージを受けて、痛みを発症してしまうのが一番多い原因となります

活動的になっているときは(交感神経優位)、手足に傷を負いやすくなり、傷口から細菌が侵入する機会が増します。そこで、大型の細菌を処理してくれる顆粒球を準備します。

 

一方、食物を摂っているときや休憩時には(副交感神経優位)、口や消化管から異種たんぱくやウイルスが侵入してくる危険性が高くなります。こうした小さな 異物は顆粒球では対処できないので、リンパ球を準備しておく必要があります。

 

そこで、日中の活動時は交感神経が優位になって顆粒球が増え、夜間の休息時は副交感神経が優位になってリンパ球が増えます。
出典:日本自律神経病研究会

朝起きたら喉が痛いという症状は、そのほとんどが、交感神経と副交感神経の切り替えが関係していますので、特に朝はウイルスに対して免疫機能の働きが弱いということを理解しておきましょう。

 

参考:これって風邪?唾を飲み込むと喉が痛い時の対処法

喉の痛みを防ぐには自律神経のバランスが大切

朝起きたら喉が痛い喉は、食べ物や飲み物が頻繁に入る入口なので、ウイルスや細菌が付着しやすい場所であり、体の臓器でもキズがつきやすい部分です。

 

そのため、自律神経がバランスを崩して免疫機能が低下すると、炎症を起こしやすいので、体を作るのに必要な栄養素を十分にとって、規則正しい生活で体をしっかり休ませることが、喉を守るのに大切なこととなります

 

そして、ストレスが溜まると、常に興奮状態が続き、交感神経と副交感神経の切り替えができず自律神経のバランスが崩れてしまうので、ストレス解消の一番のくすりである睡眠をきちんととることを心掛けて下さい

 

また、睡眠を浅くするアルコールを飲み過ぎないことと、就寝前には明るい画面(PC、スマートフォンなど)をみないことで、たとえ短めでもより質の高い睡眠をとることができます。※強い光を浴びると脳が朝だと勘違いしてしまい、深く眠ることができなくなってしまいますので気をつけて下さい。

 

参考:喉の上が痛い!この症状の原因や病名は?

まとめ

朝は免疫機能が不安定なので、朝起きたら喉が痛いという状況を避けるためには、日頃の生活の中で、喉を痛める要因を排除する習慣を身につけることが重要です。

 

室内の空気が乾燥するのを避け、体調が悪い時には寝る時にマスクを着用する習慣をつけるだけでも、喉を守るのにかなりの効果があります。

 

そして、喉だけに目を向けるのではなく、身体全体の健康に気を使うことが喉のケアにもつながるということを覚えておきましょう。

 

参考:喉が痛い!そんな時でも食べやすくて喉に優しい食事は?

 

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