まるで笑い話ですが、実際に起こる恐ろしい現象である事を知ってください。

 

授乳中の奥さんが悲鳴を上げて必死になって「乳首が取れた!」と訴えかけてきた時、笑ってはいけませんし嘘だと思ってはいけません。

 

今回はそんな大パニックに対応する為の応急処置と対処法を紹介していきますね。

 

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授乳中に噛まれて乳首が取れてしまった応急処置は?

乳首 取れた

早速そんな阿鼻叫喚の現場をどうにかする為にも応急処置を知りましょう。実は実際に乳首が取れてしまうという事はほとんどありません。

 

何かしらの傷によって裂けてしまっていたり、乳首に出来物が出来てしまう事で乳首が取れてしまった又はおかしいと思ってしまうのです。

 

授乳中は乳首を子どもにかなり吸われますから、殆どのお母さんが乳首に異変を感じますので、「自分だけ…?」と不安になる必要はありません。乳首の変化で考えられる症状と、その応急処置を並べていきます。

【症状】→【応急処置】

  • 噛まれる事が痛い→抱き方を変えて乳首に当たる歯を変える
  • 腫れている→冷やす
  • 患部が熱を持っている場合→葛根湯などの母体に影響の少ない漢方薬を飲む

母乳に影響が出てしまう為に、薬も自由に飲めないのは非常に辛いですが、この応急処置で十分間に合うと思います。

 

もしも乳首から血が出て何時間も止まらない等の緊急時はすぐに夜間病院へと駆け込むようにしておきましょう。

抱き方を変える

あまり意識している人は少ないですが、いつも抱き方を同じにしてしまっている為に同じ角度から乳首を吸われたり嚙まれたりして痛みを覚える人もいるのです。ですから、根本的に歯が当たる部分を変えるのが応急処置です。

 

特にオススメだと言われているのがフットボール抱きと呼ばれる方法で、子どもの体を乳首に対して真横に寝かせます。

 

そして、なるべく口と乳首の高さが合うように抱きます。クッションなどを膝と赤ちゃんの間に入れると調節しやすく便利です。

冷やす

赤く腫れている場合はすぐに冷ます事が大切です。打撲や突き指と同じく、冷やす事で炎症が広がるのを食い止めましょう。

 

冷やす物は何でも構いませんが、ドライアイスなどは火傷を負う恐れがあるので、なるべくなら袋に水と氷を入れた物をガーゼやハンカチで包んで患部に当てておきましょう。痛みがなくなるまでしっかりと冷やす事が大切です。

漢方薬を飲む

母親が口にした物は、母乳を通して子ども達の口に入ってしまいます。ですから市販されている解熱剤なども飲む物が制限されてしまいます。しかし、傷口が熱を持ってしまった場合、病院に行くまでじっと耐えるのは辛いですよね。

 

そこで使えるのが、母乳にも影響の出ない漢方薬です。最も影響が少ないと言われているのが葛根湯ですが、もしも手元にない場合や漢方薬が苦手な人は、

 

  • イブA錠
  • タイレノールA錠

 

などの母乳に影響がほとんど出ない、イブプロフェン系やアセトアミノフェン系の薬を飲むと良いと思います。

乳首が取れた・違和感がある場合の対処法

乳首 取れた

次に、切れてしまった、または腫れてしまった乳首を再び元に戻す為の対処法を紹介していきます。

 

以下が効果を見せてくれる対処法です。全て家で手軽に行えますので、きちんと治るまで必ず継続するようにしましょうね。

 

  • 保湿する
  • 食事のバランスを見直す
  • 安静にして体を休める
  • 下着をゆったりた物に変える
  • 専門機関に相談する

 

では、一つずつ対処法を詳しく見ていきましょう。

保湿する

乳首のみだけではなく、切り傷などの傷を作ってしまった場合は保湿すると治りが早くなります。

 

ですから、乳首が避けてしまった場合、切れてしまった場合はまず保湿をしましょう。保湿する為に、

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  • 馬油
  • 羊油

 

などの油で保湿する事が良いです。更に効果を高める為に、油を付けてから必ずラップで保湿をするようにしましょう。

 

そうする事で保湿効果が高まり、油で傷口の治りが更に早くなります。母乳にも影響を出さないので安心してください。

食事のバランスを見直す

授乳中は母乳の濃さや味、子どもへの影響を考えて食べる物を妊娠中同様あるいはそれ以上に気を付けているでしょう。

 

乳首にダメージを受けた場合も、早く治す為に節制が必要となってきます。避けるべき物は以下の通りです。

 

  • 塩分の多い物(梅干し、塩焼きなど)
  • 動物性脂
  • 冷やした飲み物
  • ジュース
  • カフェイン

 

上記の物は皮膚の乾燥を早めたり、皮膚の新陳代謝の邪魔をすると言われています。

 

その為ダメージを受けた乳首が治癒しにくくなってしまうのです。上記の物を避けながら、バランスの良い食事を摂取し内側からも治りやすい体作りに励んでください。

下着をゆったりした物に変える

下着が締まり過ぎているのも治りを遅くする原因の一つです。血流が悪いと傷の治りも遅くなってしまいます。

 

やはり女性ですから下着には気を遣いたいという気持ちもあるかもしれませんが、乳首が割れたままだと子どもの授乳にも影響を出してしまうので、堪えて緩めの下着を着用するようにしましょう。

 

最近では緩めでも可愛らしいデザインの下着も増えているので、緩い下着を重点的に探してみてはどうでしょうか。

専門機関に相談する

なるべくならば病院に通い、専門的な治療を受けた方が早く治ります。しかし、乳首となるとどこの科が良いか迷い、恥ずかしさもあって結局病院には頼らない人も少なくはありません。

 

乳首にダメージを受けてしまった場合にかかるのは、乳房専門のケア施設です。聞き慣れないですが、総合病院などには乳房外来などがあり、他にも助産師外来、大きな病院が嫌だという人は個人助産師の助けを借りても十分に治癒すると思います。

授乳中のハプニング

乳首 取れた

女性が直面する可能性があるのは乳首が取れてしまうだけではないのです。

 

ですが、実際に授乳をした事のある人でないとなかなか予想が出来ませんよね。よくあるトラブルとしては

 

  • うつ乳
  • 胸の張り

 

があります。そこで、この項ではその2つのトラブルに対してどう対処していけばよいのかをわかりやすく解説していきますね。

うつ乳

うつ乳とは、鬱になってしまった乳…という訳ではなく、何らかの原因で乳管が詰まってしまいお乳が出なくなってしまうトラブルです。

 

厄介なのは、この病気は高熱や胸の強い痛みを覚える事があるのです。出来れば避けたいこのうつ乳、原因は以下の通りです。

 

  • 食生活の偏り(※食で育児ストレスを解消しようとする母親に多い)
  • 元々の乳房の形

 

食生活の偏りはどうにか出来ますが、元々の乳房の形を変えるのはほぼ不可能です。そこで、助産師や産婦人科医に相談の上で乳房のマッサージをしてお乳が出やすくなるようにする事で解決します。

 

全員がそれで出る訳ではありませんので、「出ないから自分は母親失格だ」など思い詰める必要は全くありません。

胸の張り

よく女性は生理前後、または最中に胸の張りで痛みを覚える事がありますが、この産後の胸の張りはそのレベルを凌駕する痛みだと言われています。

 

まだまだ開いたばかりの乳管で、お乳が通りにくい上に、赤ちゃんも最初から上手に全てのお乳を飲んでくれる訳ではないので、母乳が溜まって胸がぱんぱんに張れてしまいます。

 

誰でもいきなり上手に授乳が出来る訳ではありません。しかも、段々と慣れたとしても子どものお乳を飲む方法がなかなか上達しなかったり、乳管の元々の形でお乳が溜まってしまう人は沢山います。

 

看護師さんから習ったマッサージ方法をなるべく長い期間継続しておけば、胸の張りも抑えられると思います。

 

どうしても痛みに耐えられず、マッサージでも子どもの授乳でも間に合わない人は母乳を止める薬もあるので、医師に相談しましょう。

まとめ

乳首が取れているのではなく、裂傷を起したり腫れてしまっているだけだという事が分かってもらえたでしょうか。

 

そして、その傷もしっかりと上記の対処法で治す事が出来るので、完全母乳を目指したい方や、なるべく子どもに母乳を与えたいという人は試してみてください。

 

きっとすぐに健康な乳首を取り戻せると思いますよ。

 

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